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綾辻行人おすすめミステリー小説ランキング10選
『十角館の殺人』で始まる【館シリーズ】でおなじみの、綾辻行人さんのおすすめミステリ小説を10作品に厳選しました。 ついでに独自のランキングもつけてみた。 先に言っておくと、このランキングには1位が2作品あります。 どちらも1位にならざるを得ない... -
鈴木悦夫『幸せな家族-そしてその頃はやった唄』- 絶版となった衝撃の児童文学が、奇跡の復刊!
小学六年生の省一は、カメラマンの父、母、高校生の姉、中学生の兄の五人で暮らしていた。 ある時、保険会社のキャンペーン「幸せな家族」のモデルとして、一家でCM出演することに。 しかし撮影が始まる直前、密室状態のスタジオで父が遺体となって発見さ... -
『サイケデリック・マウンテン』仕掛けが盛りだくさん!間違いなく榎本憲男さんの最高傑作だ
国際的な投資家・鷹栖祐二を刺殺した容疑者は、新興宗教「一真行」の元信者だった。 マインドコントロールが疑われ、NCSC(国家総合安全保障委員会)兵器研究開発セクションの井澗紗理奈と、その友人でありテロ対策セクションの弓削啓史は、心理学者の山咲岳... -
世界最長のミステリー小説『人狼城の恐怖』を読破せよ!
今回ご紹介させていただく、二階堂黎人(にかいどうれいと)さんの『人狼城の恐怖』という作品。 ミステリ小説として面白いのはもちろんのこと、実は世界で最も長いミステリー小説なんです。 もうこれだけで読んでみたくなりません?世界最長ですよ? ちな... -
静かな狂気。シャーリイ・ジャクスンのおすすめ小説3選
海外ホラー小説に興味がある方には、ぜひシャーリイ・ジャクスンの作品を読んでいただきたい! 初めて『ずっとお城で暮らしてる』を読んだ時、私は「こんなホラー小説があるのか!」と衝撃を受けました。 巧みな人間描写を駆使し、日常の中に潜む人間の狂... -
中村あき『好きです、死んでください』- 衝撃のラストが待ち受ける、孤島で起きた殺人事件
八丈島から30キロの場所に浮かぶ無人島に、6人の男女が集められた。 共同生活の中で育まれる恋心を撮影する恋愛リアリティーショー「クローズド・カップル」のためだ。 出演者としてやって来た小口栞は、一人いたたまれない気分でいた。 他のメンバーが人... -
『11文字の檻 青崎有吾短編集成』- 衝撃のデビューから10年、著者の集大成ともいえるノンシリーズ短編集
福知山線脱線事故に遭遇した報道カメラマンが感じた違和感を追っていく本格ミステリー『加速していく』。 奇特な探偵が密室殺人事件を解いていく、見取り図付きの密室本格ミステリー『噤ヶ森の硝子屋敷』。 人気コミック・『私がモテないのはどう考えても... -
水生大海『最後のページをめくるまで』これぞどんでん返しの真骨頂!ラストの衝撃が凄すぎる短編集
料理好きの葉月が包丁を研いでいるところに、元カレが訪ねてきた。 元カレは数年前に葉月の友人・加奈に手を出し、そのせいで別れることになったのだが、にもかかかわらず今更ヨリを戻したいと言ってきたのだ。 ところがそれは口実で、実は元カレはお金に... -
『カラス殺人事件』- 英国で18.6万部を突破した、先の見えない超絶ミステリ
イギリスの片田舎にある古いマナー・ハウスの地下トンネルで、館の持ち主であるソフィ・クロウズの撲殺死体が発見された。 警察がまず聞き込みに向かったのは、ちょうど彼女が殺されたと思しき時間帯に、同じ地下トンネルにいた生態学者のネル・ワード博士... -
高野結史『奇岩館の殺人』- 孤島の館で古典ミステリーに倣った連続殺人が
「指定場所で数日過ごせば高額報酬」という怪しいバイトに手を出した友人が、失踪した。 友人を探すために同じバイトに応募した主人公は、孤島の洋館「奇岩館」に連れてこられてしまう。 しかも雇い主からの要求は、わけのわからないことばかり。 まず「佐...