SF小説– category –
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2026年6月に読んでに特に面白かった本23冊 – 西式豊『処刑館殺人事件』ほか
2026年6月に読んだ本の中から、特にこれは面白い!と思った23冊の記録である。 2026年6月に読んでに特に面白かった本23冊 1.西式豊『処刑館殺人事件』 ──山奥の洋館に集められたミステリ作家たちが、自作トリックをなぞる処刑に追い詰められていく、物騒で... -
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『乙一デビュー30周年記念自選短編集1996-2026』- 乙一の30年を、暗闇の中でたどり直す【読書日記】
乙一という名前には、青春の記憶と、物語に足をすくわれる予感が一緒にまとわりついている。 怖い話を書く人。切ない話を書く人。ひねりの効いたミステリを書く人。 白乙一、黒乙一、中田永一、山白朝子。いろいろな呼び方や名義があり、そのたびに作風も... -
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『ロングウォーク』- スティーヴン・キングが描いた勝者なきデスゲームの原点【読書日記】
ただ歩いているだけなのに、なぜこんなに怖いのか。 怪物が出るわけではない。幽霊が襲ってくるわけでもない。館の密室で名探偵が腕を組むわけでもない。 やっていることは、少年たちが道路を歩く。それだけである。にもかかわらず、この小説には、下手な... -
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『フレドリック・ブラウンSF短編全集2 星ねずみ』- 小さなねずみが宇宙へ飛び、活字機械が世界を書き換える【読書日記】
フレドリック・ブラウンの短編を読むと、毎回脳内に小さな爆竹を投げ込まれたような気分になる。 しかも、その爆竹がやたら精密に作られている。導火線は短い。火花は一瞬。 だが、鳴ったあとに残る煙の形が妙に忘れがたい。本来、短編SFってこういう危な... -
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林譲治『ゲノム・トーカー』- 生命の設計図が宇宙へのメッセージになるとき【読書日記】
宇宙人が地球にやってくる、なんて話はSFの王道中の王道である。 巨大円盤が空を覆う。謎の信号が届く。人類代表が緊張しながら交信する。そこにはいつだって、「向こうは何者なのか」「こちらはどう見られているのか」というゾクゾクがある。 だが林譲治... -
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『漂泊の星舟』- 宇宙船という密室で、自分が何者かまで疑わしくなるSFミステリ【読書日記】
宇宙船というのは、ミステリの舞台として反則気味に魅力的である。 館なら逃げ道を探せる。孤島なら海を眺めて絶望できる。雪山の山荘なら、とりあえず暖炉の前で誰かが意味ありげな顔をする。 だが宇宙船は違う。外に出たら即アウト。窓の向こうには、助... -
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『フレドリック・ブラウンSF短編全集1 未来世界から来た男』 – ショートショートの神様が、未来からではなく過去から殴ってくる
短い小説が好きだ。 もっと言うと、短いのにやけに後を引く小説が好きである。 たとえば、ほんの数ページで世界の見え方が反転する。 油断して読んでいたら、最後の一行で足元の床板がすっと抜ける。 しかも、その抜け方が大げさな悲鳴ではなく、妙に乾い... -
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H・G・ウェルズ『タイム・マシン【新版】』- 未来へ行ったはずなのに、見えてくるのは人間の古さだった
未来へ行く話のはずなのに、この小説が本当に見せてくるのは、人類のいちばん古くて厄介な癖なのかもしれない。 H・G・ウェルズ『タイム・マシン』を【新版】で読み返して、あらためてそう思った。 タイムトラベルSFの元祖としてあまりにも有名なので... -
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宮内悠介『超動く家にて』- ミステリとSFのくだらなくて幸福な衝突【読書エッセイ】
宮内悠介『超動く家にて』を読んでいると、なんとも言えない妙な気分になってくる。 これはSFなのか、それともミステリなのか。 いや、たぶんどちらでもあるし、どちらでもない。むしろもっと厄介で、もっと楽しい何かだ。 宮内悠介という作家は、デビュー... -
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『ほしのはじまり』- 星新一というジャンルを一冊に詰めた決定版【私の宝物】
読書人生を長く歩いていると、時折「これは特別な宝物だ」と思える本に出会うことがある。 私にとって、それが『ほしのはじまり ――決定版 星新一ショートショート――』だ。 星新一のショートショートは、たしかに文庫で読めるし、図書館にも全集が並んでい...
