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ホラー小説
静かな狂気。シャーリイ・ジャクスンのおすすめ小説3選
海外ホラー小説に興味がある方には、ぜひシャーリイ・ジャクスンの作品を読んでいただきたい! 初めて『ずっとお城で暮らしてる』を読んだ時、私は「こんなホラー小説があるのか!」と衝撃を受けました。 巧みな人間描写を駆使し、日常の中に潜む人間の狂... -
国内ミステリー小説
『サイケデリック・マウンテン』仕掛けが盛りだくさん!間違いなく榎本憲男さんの最高傑作だ
国際的な投資家・鷹栖祐二を刺殺した容疑者は、新興宗教「一真行」の元信者だった。 マインドコントロールが疑われ、NCSC(国家総合安全保障委員会)兵器研究開発セクションの井澗紗理奈と、その友人でありテロ対策セクションの弓削啓史は、心理学者の山咲岳... -
短編集
水生大海『最後のページをめくるまで』これぞどんでん返しの真骨頂!ラストの衝撃が凄すぎる短編集
料理好きの葉月が包丁を研いでいるところに、元カレが訪ねてきた。 元カレは数年前に葉月の友人・加奈に手を出し、そのせいで別れることになったのだが、にもかかかわらず今更ヨリを戻したいと言ってきたのだ。 ところがそれは口実で、実は元カレはお金に... -
国内ミステリー小説
中村あき『好きです、死んでください』- 衝撃のラストが待ち受ける、孤島で起きた殺人事件
八丈島から30キロの場所に浮かぶ無人島に、6人の男女が集められた。 共同生活の中で育まれる恋心を撮影する恋愛リアリティーショー「クローズド・カップル」のためだ。 出演者としてやって来た小口栞は、一人いたたまれない気分でいた。 他のメンバーが人... -
短編集
『11文字の檻 青崎有吾短編集成』- 衝撃のデビューから10年、著者の集大成ともいえるノンシリーズ短編集
福知山線脱線事故に遭遇した報道カメラマンが感じた違和感を追っていく本格ミステリー『加速していく』。 奇特な探偵が密室殺人事件を解いていく、見取り図付きの密室本格ミステリー『噤ヶ森の硝子屋敷』。 人気コミック・『私がモテないのはどう考えても... -
海外ミステリー小説
『木曜殺人クラブ』- 英国で異例の速度で100万部突破した最高のフーダニット
イギリスのとある引退した老人向け施設に、未解決事件の調査をして暇をつぶす老人たちのグループ『木曜殺人クラブ』があった。 元警官の入居者が持ち出した捜査ファイルを元に、あれこれと推理を巡らしては楽しむクラブの面々。 そしてその施設には敷地内... -
海外ミステリー小説
海外古典の名作「ブラウン神父」シリーズのおすすめは?
さて今回は、G.K.チェスタトンによる「ブラウン神父シリーズ」のおすすめ作品をご紹介させていただきます。 エルキュール・ポアロ、ミス・マープル、シャーロック・ホームズ、エラリー・クイーン……などなど。 海外で活躍する名探偵は多いですが、その中で... -
ホラー小説
矢樹純『撮ってはいけない家』- いわくつきの旧家でホラーを撮影したら、取り返しのつかないことに…
映像制作会社のディレクター・杉田は、モキュメントホラーの撮影のため、山梨県のとある集落にある旧家へと向かった。 そこは上司の再婚相手・白土紘子の実家で、江戸時代から続いており、古い因習があり、庭には蔵があり…とホラードラマの撮影にはおあつ... -
海外ミステリー小説
『カラス殺人事件』- 英国で18.6万部を突破した、先の見えない超絶ミステリ
イギリスの片田舎にある古いマナー・ハウスの地下トンネルで、館の持ち主であるソフィ・クロウズの撲殺死体が発見された。 警察がまず聞き込みに向かったのは、ちょうど彼女が殺されたと思しき時間帯に、同じ地下トンネルにいた生態学者のネル・ワード博士... -
国内ミステリー小説
貴志祐介『さかさ星』-こんな作品を待ってた!代々積み上げられた怨念が、一家を惨殺へと……
名家・福森家で、一晩で一家四人が惨殺される事件が起こった。 遺体の状態はあまりにも凄惨で、現実離れした惨たらしい手口で破壊されていた。 さらに屋敷には、何らかの怪しげな儀式を行ったような痕跡があり―。 福森家の分家筋にあたる亮太は、祖母から...
