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国内ミステリー小説
片岡翔『その殺人、本格ミステリに仕立てます。』- 死者を出さない殺人計画VS孤島のクローズドサークル
亡くなったミステリー作家の一族が、孤島の館でマーダーミステリーを開催することになった。 しかし探偵志望のメイド・風゛(ぶう)は、これがゲームを装った殺人計画であることに気付いてしまった。 そこでミステリープランナーの豺(やまいぬ)と一計を... -
国内ミステリー小説
早坂吝『犯人IAのインテリジェンス・アンプリファー』- 奇想とロジックが宙を舞う超絶推理バトル
驚異的な推理力を持つ人工知能探偵の相以(あい)。 AI探偵事務所を輔と開いたもののいまひとつ収入には繋がらず、貯金を切り崩す日々を送っていた。 そんなある日のこと、相以の元へ警察から捜査の協力依頼が舞い込んでくる。 なんでも漁協長が壱岐の密室で... -
読書日記
春海水亭『入居者全滅事故物件』- 盛りすぎ設定が最後まで本気で走り切る、暴走したホラーの怪作【読書日記】
まずタイトルからしてずるい。 『入居者全滅事故物件』。 こんなの、気にならないわけがない! 事故物件だけでも目を引くのに、そこへさらに入居者全滅まで乗せてくる。いくらなんでも盛りすぎだろう、と半分あきれながら手に取ることになるのだが、読んで... -
海外ミステリー小説
『オランダ靴の秘密』- 純粋論理型ミステリの最高峰。一足の靴から始まるエラリー・クイーンの設計美【傑作小説エッセイ】
エラリー・クイーンについて語るとき、やっぱり初期の「国名シリーズ」は避けて通れない。 舞台のユニークさ、フェアな手がかり、ミステリとしての構造美、そしてあの名物「読者への挑戦状」。これらすべてが揃っていて、黄金時代ミステリの華やかさとスト... -
国内ミステリー小説
犬飼ねこそぎ『密室は御手の中』- 宗教施設で起きた密室殺人の謎に迫る
人里離れた山奥に、弱体化した新興宗教「こころの宇宙」の施設・心在院があった。 そこからさらに山を登ると瞑想室である掌室堂が存在するのだが、そこは昔修験者が消失したという逸話の残る場所でもあった―。 ある日探偵である安威和音は、取材と偽り「こ... -
国内ミステリー小説
結城真一郎『救国ゲーム』- 陰謀とテクノロジーが日本を襲う!新世代ミステリー
時は202X年、日本は地方の過疎化と少子高齢化により、経営破綻の危機に陥っていた。 そんな折、動画投稿サイトに謎の仮面人物パトリシアが現れ、テロを予告。 「日本政府は60日以内に地方を切り捨て、資本を大都市に集中させろ。さもなくば地方を無差別に... -
国内ミステリー小説
『あれは子どものための歌』- 本格ミステリの興趣を巧みに織り込んだ、異色のミステリ連作集
美しい声の代わりに「賭けに必ず勝つ魔力」を手に入れたエミリア。 大金を稼ぐことが可能になったが、それゆえに父親が殺されたり仲間に恐れられたりと、うまくいかないことも増えた。 ある時エミリアは、上流階級のタシットと恋に落ち、結婚を意識する。 ... -
読書日記
蒼井碧『永久凍土の密室 マンモス殺人事件』- マンモスという大ネタを、論理で最後まで貫くという贅沢【読書日記】
蒼井碧『永久凍土の密室 マンモス殺人事件』。 この題名はずるいと思った。 マンモス殺人事件、である。こんなもの素通りできるわけがない。 しかも舞台は永久凍土、そして密室。巨大な絶滅動物、閉ざされた空間、時をまたぐ物語。 字面の段階でもうかな... -
海外ミステリー小説
『キュレーターの殺人』- 切断された指があちこちに!猟奇的で不可解な事件の真相は?
英国カンブリア州のクリスマス。 パーティ中のフリン警部とポー刑事、ティリー分析官のもとに事件発生の連絡が来た。 州内の異なる3つの場所で、切断された指が2本ずつ発見されたというのだ。 しかもそれぞれの現場には「#BCC6」という謎のメッセージも残... -
読書日記
森バジル『探偵小石は戻らない』- 読み進めるほどに最初の景色が変わっていく【読書日記】
『探偵小石は戻らない』 著者:森バジル 衝撃度 : (5.0) 技巧性 : (5.0) 論理性 : (4.5) 独創性 : (4.5) この作品を一言でいうと 恋心が赤い矢印で見える探偵・小石が、自身へ向けられた疑いと複雑な人間関係に向き合うシリーズ第...
