人気記事
-
海外ミステリー小説
2025年10月に読んで特に面白かった本15冊 – 『本好きに捧げる英国ミステリ傑作選』ほか
2025年10月に読んだ本の中から、特にこれは面白い!と思った15冊を紹介するぞ。 ・2025年9月に読んで特に面白かった本15冊 – アンソニー・ホロヴィッツ『マーブル館殺人事件』ほか ・2025年8月に読んで特に面白かった本17冊 – パーシヴァル・エヴェレット... -
国内ミステリー小説
『卵の中の刺殺体 世界最小の密室』- 不完全が引き起こす本格派ミステリー
龍神の卵の中には、白骨死体。 そして、無惨にも解体され人間テーブルにされた若者。 宮村は、店舗設定を任せられているコルバカフェのオーナー神谷から龍神池近くの別荘に他のコルバカフェの社員たちと共に招待された。 しかし、帰り道である道路に繋がる... -
国内ミステリー小説
島田荘司『ローズマリーのあまき香り』- 死してなお踊り続けたバレリーナの謎を御手洗潔が解き明かす
1977年、マンハッタンのバレエシアターでの公演中、主役のクレスパンが何者かに殺された。 調べによると、彼女の死亡推定時刻は二幕と三幕の間。 しかし奇妙なことに、彼女は三幕以降も舞台に上がり、最後まで踊りきったとのこと。 では死亡推定時刻が間違... -
読書日記
『廃集落のY家』- これは霊の話じゃない。もっと生々しくて、もっと足元をすくう何かの物語だ【読書日記】
現代ホラーの怖さは、何も血まみれの化け物や悲鳴だらけの展開だけじゃない。むしろ、ありふれた日常が静かにずれはじめる瞬間にこそ、本当の恐怖は潜んでいる気がする。 『廃集落のY家』も、冒頭は拍子抜けするほど穏やかだ。大学の新歓合宿。まだ春の空... -
国内ミステリー小説
阿津川辰海おすすめミステリー小説7選 -「え、それアリ?」が全部アリになる、最前線の本格ミステリ作家
今いちばん勢いのある本格ミステリ作家は誰? と聞かれたら、真っ先にこの名前を挙げたい――阿津川辰海(あつかわ たつみ)。 2017年に『名探偵は嘘をつかない』でデビューしてからというもの、「このミステリーがすごい!」「本格ミステリ・ベスト10」な... -
海外ミステリー小説
誰でもハマる『ワシントン・ポー』シリーズの魅力と闇 – これが現代英国ミステリの沼です。
いまイギリスのミステリ界は豊作と言われているが、その中でもひときわ存在感を放っているのがM・W・クレイヴンの【ワシントン・ポー】シリーズだ。 デビュー作『ストーンサークルの殺人』でいきなり英国推理作家協会賞の最高峰・ゴールド・ダガー賞を獲得... -
国内ミステリー小説
阿津川辰海『午後のチャイムが鳴るまでは』- 本格ミステリ大賞受賞作家の最高到達点
九十九ヶ丘高校のある日の昼休み、2年の男子ふたりが体育館裏のフェンスに空いた穴から密かに学校を脱け出した。 タイムリミットは65分、ラーメンを食べるという彼らのミッションは達成できるのだろうか? 文化祭で販売する部誌の校了に追いつめられた文... -
国内ミステリー小説
米澤穂信『冬期限定ボンボンショコラ事件』-シリーズ最大の事件を描く、四部作掉尾を飾る冬の巻
小鳩と小佐内は、平穏無事な日々を過ごすために小市民を目指している高校3年生。 大学受験を控えた12月のある日、小鳩が轢き逃げに遭う。 小鳩は迫ってくる車から小佐内を体当たりで逃がし、自分が轢かれてしまったのだ。 脳震盪に全身打撲、右足の骨折に... -
国内ミステリー小説
門前典之おすすめミステリー小説7選 – なんでそんなトリック思いつくんだよ選手権、優勝作家。
バカミス、と呼ばれるジャンルがある。 「バカバカしいミステリ」の略だけど、これは決してバカにしてる言葉じゃない。むしろ逆で、あえて荒唐無稽な設定を使って、論理という武器で突き抜けたエンタメを叩き出す〈知の暴走〉みたいな小説たちだ。 そして... -
その他小説
川上未映子『黄色い家』- 善と悪の境界に肉薄する、今世紀最大の問題作
2020年、惣菜店に勤め“普通の暮らし”を送る主人公・花は、ニュース記事に黄美子の名前を見つける。 60歳となっていた黄美子は、若い女性に対する監禁・傷害の罪に問われているのだった。 その記事を読んだことで、20年前の忘れていた記憶を思い出す花──17...
