人気記事
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国内ミステリー小説
東川篤哉『仕掛島』- 孤島の館で繰り広げられる、抱腹絶倒のユーモアミステリー
弁護士の沙耶香は、瀬戸内海に浮かぶ孤島・斜島にやって来た。 ここには西大寺家の別荘『御影荘』があり、沙耶香は当主の遺言状を親族たちの前で読み上げる大役を任されていたのだ。 親族の一人を捜していた探偵の小早川も、同席した。 しかし遺言状を読み... -
国内ミステリー小説
高野結史『奇岩館の殺人』- 孤島の館で古典ミステリーに倣った連続殺人が
「指定場所で数日過ごせば高額報酬」という怪しいバイトに手を出した友人が、失踪した。 友人を探すために同じバイトに応募した主人公は、孤島の洋館「奇岩館」に連れてこられてしまう。 しかも雇い主からの要求は、わけのわからないことばかり。 まず「佐... -
短編集
江戸川乱歩の短編ベスト10 – 乱歩が仕掛けた退屈と異常の装置を覗く
江戸川乱歩。 もはや〈日本の探偵小説の開祖〉なんて堅苦しい肩書きよりも、一種の都市伝説として捉えたほうがしっくりくる。 大正末期〜昭和初期、東京がモダンになっていくほど、影も濃くなる。その影のほうにピントを合わせて、退屈と異常をごく自然に... -
読書日記
『拷問依存症』- 「イヤ」じゃ済まない、おぞましさの向こう側【読書日記】
ミステリ好きなら一度は出会ってしまう、イヤミスというジャンル。 読み終わったあとに気分が悪くなる、あれだ。 でも櫛木理宇(くしき りう)の『拷問依存症』は、その中でもかなり別格だ。これはもう、イヤを通り越しておぞましいに達している。「おぞミ... -
国内ミステリー小説
【殊能将之】『ハサミ男』に驚いたあなたへ。次に読むべき「石動戯作シリーズ」へのご案内【作品紹介】
『ハサミ男』は傑作だ。 あれでミステリの沼に突き落とされた人も多いと思う。 でも、殊能将之(しゅのう まさゆき)は、たった一発屋で終わるような作家じゃない。むしろあれは、すべての始まりだったのだ。 というわけで紹介したいのが、【石動戯作(い... -
読書日記
『廃集落のY家』- これは霊の話ではない。もっと生々しくて、もっと足元をすくう何かの物語だ【読書日記】
現代ホラーの怖さは、何も血まみれの化け物や悲鳴だらけの展開だけではない。むしろ、ありふれた日常が静かにずれはじめる瞬間にこそ、本当の恐怖は潜んでいる気がする。 『廃集落のY家』も、冒頭は拍子抜けするほど穏やかだ。大学の新歓合宿。まだ春の空... -
海外ミステリー小説
2025年7月に読んで特に面白かった本10冊 – 夜馬裕『イシナガキクエを探しています』ほか
2025年7月に読んだ本の中から、特に面白かった10冊をピックアップした。 暑い日にゴロゴロしながら読んだものもあれば、気づけば夜更かしして一気に読み切ったものもある。 ジャンルはミステリー中心だけれど、今月はホラーが大当たりばかりだった。 そん... -
海外ミステリー小説
2025年9月に読んで特に面白かった本15冊 – アンソニー・ホロヴィッツ『マーブル館殺人事件』ほか
2025年9月に読んだ本の中から、これは面白い!と思った15冊を紹介するよー。 ・2025年8月に読んで特に面白かった本17冊 – パーシヴァル・エヴェレット『ジェイムズ』ほか ・2025年7月に読んで特に面白かった本10冊 – 夜馬裕『イシナガキクエを探しています... -
海外ミステリー小説
2026年3月に読んでに特に面白かった本17冊 – 飛鳥部勝則『封鎖館の魔』ほか
2026年3月に読んだ本の中から、特にこれは面白い!と思った17冊の記録である。 他の月はこちら 2026年2月に読んで特に面白かった本23冊 – 飴村行『粘膜大戦』ほか 2025年11月に読んで特に面白かった本16冊 – 小川哲『火星の女王』ほか 2026年2月に読んで特... -
読書日記
『デスチェアの殺人』- すべてが繋がる快感。これがシリーズ最高傑作ってやつか【読書日記】
ミステリというジャンルは、読者の好みに応じていろんな系統に枝分かれしている。 密室、叙述トリック、社会派、サイコスリラー……でも、いざ「今おすすめの現代クライム・フィクションを教えてくれ」と訊かれたときに、真っ先に挙げたくなるのが、M・W・ク...
