人気記事
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ホラー小説
真島文吉『右園死児報告』- その名のついた存在が現れると、事件や災害が引き起こされる
本書は、明治時代から続く「右園死児(うぞの しにこ)」にまつわる非公式の報告体系である。 「右園死児」とは、国内の随所で漠然と確認されている謎の存在だ。 ある時は人間として、ある時は動物として、またある時は無機物として発現し、その正体は判明し... -
国内ミステリー小説
白川尚史『ファラオの密室』- ミイラが探偵?謎を解いてエジプトを危機から救え
時は紀元前1300年代、古代エジプトで上級神官書記を務めていたセティはピラミッド内の事故で死亡した。 遺体はミイラに仕立て上げられたが、しかし心臓に欠けがあったため、冥界の審判を受けることができなかった。 死後の楽園に行くためには心臓が必要。 ... -
ホラー小説
背筋『穢れた聖地巡礼について』- ヤバすぎる心霊スポットと愚かな三人。次は誰の番…?
フリー編集者の小林は、ホラー系YouTuberチャンイケのファンブックを出版する企画を立てた。 チャンイケこと池田は、様々な心霊スポットへの潜入動画『オカルトヤンキーch』の配信で人気があり、ファンブックの需要がありそうだったのだ。 しかしこの企画... -
読書日記
恒川光太郎20年目の異端作『ジャガー・ワールド』- 地獄の王国で、僕らは「生贄」だった【読書日記】
恒川光太郎と聞いてまず思い浮かぶのは、『夜市』のあの幻想的な切なさだとか、『秋の牢獄』の静かな異界感とか、そういう「短めだけど濃いやつ」だと思う。 私もそうだった。「恒川光太郎=短編」と、脳に刷り込まれていた。 だからだ。この『ジャガー・... -
海外ミステリー小説
2025年8月に読んで特に面白かった本17冊 – パーシヴァル・エヴェレット『ジェイムズ』ほか
2025年8月の読書の中から、これは面白い!と思った17冊を紹介するよー。 1.狙われたキャンピングカーと、信じたい嘘── ホリー・ジャクソン『夜明けまでに誰かが』 RV車で春休みの旅。6人の若者たちがキャンプ気分で出発した先に待っていたのは、まさかの... -
国内ミステリー小説
梨 『その怪文書を読みましたか』- 街角の不気味な張り紙に秘められた真意とは
電柱や民家の塀、バス停、掲示板など、怪文書は町のあちこちに貼られている。 内容は、警告文だったり、誹謗中傷だったり、宗教の勧誘だったりと様々で、意味が通じるものもあれば、文脈があやふやなものもある。 しかし一見意味不明の文書に見えても、も... -
国内ミステリー小説
やがみ『僕の殺人計画』- 誰にもバレない殺人方法とは?天才編集者、決死の頭脳戦!
立花諒は、かつて数々のヒット作を世に送り出してきた天才ミステリー編集者。 担当作家の盗作疑惑によって部署異動となってしまい、近頃は仕事に熱が入らない日々を過ごしている。 そんな立花のもとに、「X」と名乗る人物から原稿の第一章が送られてくる... -
読書日記
『夜が少女を探偵にする』- 死骸を愛でる少女はなぜ探偵になり、なぜ真実だけを信じたか【読書日記】
ミステリにはいろいろなタイプの探偵がいる。 天才型、変人型、社交的な名推理型、あるいは傷を抱えた孤独な観察者。 だが、マリー・ティアニー『夜が少女を探偵にする』の主人公エイヴァ・ボニーは、そのどれにもきれいには収まらない。 十三歳の少女で、... -
海外ミステリー小説
2025年10月に読んで特に面白かった本15冊 – 『本好きに捧げる英国ミステリ傑作選』ほか
2025年10月に読んだ本の中から、特にこれは面白い!と思った15冊を紹介するぞ。 ・2025年9月に読んで特に面白かった本15冊 – アンソニー・ホロヴィッツ『マーブル館殺人事件』ほか ・2025年8月に読んで特に面白かった本17冊 – パーシヴァル・エヴェレット... -
海外ミステリー小説
【乱歩の10選】江戸川乱歩が選んだ海外ミステリ小説ベスト10
日本ミステリの原点にして最大の推進力、それが江戸川乱歩という存在だ。 「日本の探偵小説の父」と呼ばれるのは伊達じゃない。作家としての実績はもちろん、評論家としての先見性、そして何より、海外の傑作ミステリを日本に紹介し続けた情熱。そのすべて...
