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国内ミステリー小説
辻村深月『傲慢と善良』- 忽然と姿を消した婚約者に隠された秘密とは
婚活アプリで出会い、2年の交際を経て婚約した西澤架と坂庭真実。 ところが一緒に暮らし始めたある日、真実が唐突に姿を消した。 架が贈った婚約指輪が部屋に残されていたことから、警察はこの失踪を事件ではなく他の男との駆け落ちではないかと仮定した。... -
国内ミステリー小説
神永学『ラザロの迷宮』- 1ページ先さえ予測不能のノンストップ・ミステリ
殺人事件の犯人を当てる脱出型の謎解きイベントが開催されると聞き、湖畔にある洋館を友人と一緒に訪れたミステリー作家の月島。 しかし男女8人の参加者たちが発見したのは、なんと本物の死体だった。 これをきっかけに参加者たちは連続殺人事件に巻き込ま... -
国内ミステリー小説
島田荘司『ローズマリーのあまき香り』- 死してなお踊り続けたバレリーナの謎を御手洗潔が解き明かす
1977年、マンハッタンのバレエシアターでの公演中、主役のクレスパンが何者かに殺された。 調べによると、彼女の死亡推定時刻は二幕と三幕の間。 しかし奇妙なことに、彼女は三幕以降も舞台に上がり、最後まで踊りきったとのこと。 では死亡推定時刻が間違... -
短編集
『真っ白な嘘』-新訳版が登場!『後ろを見るな』だけは、必ず最後にお読みください。
ショートショートの名手であるフレドリック・ブラウンにより書かれ1962年に出版された短編集。 江戸川乱歩が編集したアンソロジー「世界推理短編傑作集」にも選出された「危ないやつら」など、確かな読み応えの短編ミステリが18篇収録されています。 「笑... -
読書日記
櫻田智也『失われた貌』- 顔を失ったのは、死体だけじゃなかった?三人の最強作家が揃って絶賛するんだから読むしかないでしょ【読書日記】
『失われた貌』を手に取ったきっかけは、帯に踊る三人の名前だった。 伊坂幸太郎が「ミステリーが好きで良かった」と感慨を述べ、恩田陸が「捜査と謎解きのハイブリッド」と驚き、米澤穂信は「ガッツポーズ」した。 こう並ぶと、もはや推薦文というより殿... -
読書日記
藍上央理『完璧な家族の作り方』- 読むだけで怪異の共犯者になる。モキュメンタリー形式が仕掛ける罠【読書日記】
最初の数ページで、もう変な汗が出る。 本の冒頭に出てくるのは、角川ホラー文庫編集部に届いた一通の原稿と、一枚の不気味な家族写真だ。 これがただのフィクションじゃなくて、読者が手に取るこの本そのものが物語の一部だと宣言してくる。要するに「こ... -
国内ミステリー小説
『卵の中の刺殺体 世界最小の密室』- 不完全が引き起こす本格派ミステリー
龍神の卵の中には、白骨死体。 そして、無惨にも解体され人間テーブルにされた若者。 宮村は、店舗設定を任せられているコルバカフェのオーナー神谷から龍神池近くの別荘に他のコルバカフェの社員たちと共に招待された。 しかし、帰り道である道路に繋がる... -
短編集
『ブラウン神父の童心』-「見えない男」「折れた剣」は必読だと思うのです。
大泥棒とそれを追う警察官とブラウン神父を描く、ブラウン神父初登場作「青い十字架」。 多彩なトリックが使われており、現代でも影響されたミステリー小説が多い「見えない男」。 その他「秘密の庭」、「奇妙な足音」、「飛ぶ星」、「見えない男」、「イ... -
海外ミステリー小説
ピーター・スワンソン全作品評価|読む順番とおすすめ作品まとめ
ピーター・スワンソン作品のまず何がいいかって、邦題がオシャレだ! そこかよ、と思われるかもしれないが、タイトルというのはすごく重要なのだ。 書店で本がずらりと並んでいるとき、最初に目へ飛び込んでくるのは、あらすじでも帯の推薦文でもなく、ま... -
短編集
澤村伊智『怪談小説という名の小説怪談』- 怖いのに読むのをやめられない震恐のホラー短編集
8月14日の深夜、僕は複数の知り合いを乗せて、高速道路を運転していた。 途中、食事のためにサービスエリアに立ち寄った時、同乗者の一人が急に「思い浮かんだ」と言って、女性の絵を描いた。 左右の目がありえない方向を向いて笑っている不気味な女性の顔...
