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国内ミステリー小説
吉田恭教『四面の阿修羅』- 凌辱、拷問、バラバラ殺人…何が人を阿修羅に変えたのか
捜査一課の女性刑事・東條有紀は、晴海埠頭の付近で発見されたバラバラ殺人事件について調べていた。 遺体は成人男性のもので、全身が痛めつけられており、両手足と首は胴体から切断。 各部位は積み上げられ、頂上に首が据えられ、そこには「生ゴミ」と書... -
国内ミステリー小説
木爾チレン『みんな蛍を殺したかった』- 少女の心を繊細に描く名手によるミステリ
時は2007年、京都の底辺女子高のさらにスクールカースト底辺の生物部に所属する三人のオタク女子高生たち。 親に隠れて小説を書く「栞」、母親の愛を期待する「雪」、オンラインゲーム上の彼氏がいるという「桜」。 そんな通称「オタク部」の元に、東京か... -
国内ミステリー小説
西村京太郎『七人の証人』 – 無人島で再現される殺人事件の真実とは?
ある殺人事件で無実を訴えながらも有罪となった男が獄中で病死した。 当時ブラジルにいた父親は事件を知らず、帰国後事件の再検証を試みる。 なんとその方法は、全財産をかけて無人島に町の一部をそっくり再現するというものだった。 その無人島に集められ... -
ホラー小説
冲方丁『骨灰』- 無数の死者を踏みつけて発展する東京を描いたモダンホラー
光弘が勤める大手デベロッパーでは、渋谷駅の再開発事業のために現場の地下を調べることになった。 SNSで「人骨が出た」「有害なものが出てる」「作業員全員入院」など、この場所についての薄気味悪い書き込みが続いたからだった。 広報担当者として現場に... -
短編集
伊坂幸太郎『マイクロスパイ・アンサンブル』- 見知らぬ誰かの幸せを願いたくなる、心温まる連作短編集
いじめられっ子で父親からも日常的に暴力を振るわれている少年が、逃げ出した先でエージェント・ハルトと出会う。 それがきかっけで自身もトレーニングを積んでエージェントとなるが、あるミッション中にトラブルが起こった。 逃亡用に用意されていた飛行... -
読書日記
『ラミア虐殺』- 伝説のミステリ復刊!でもこの本、最後まで読めると思わないで
2025年4月、『ラミア虐殺』が光文社文庫から復刊された。 このニュースを見て、「まさか」と思った人も少なくないはずだ。 なぜってこの作品、初版は2003年。20年以上ものあいだ、古本屋とネットオークションの世界で〈伝説の獣〉として語り継がれてきたの... -
国内ミステリー小説
万城目学『六月のぶりぶりぎっちょう』- 目の前で起こった密室殺人事件は、本能寺の変だった!?
第170回直木賞を受賞した『八月の御所グラウンド』に続くシリーズ第二弾は、空前絶後の日本史ミステリー! 高校で歴史を教えている女性教師の滝川は、研究発表会のために京都を訪れ、姉妹校の教師・藤吉郎と市内観光をする。 しかしその晩、居酒屋「うつけ... -
海外ミステリー小説
クリスティン・ペリン『白薔薇殺人事件』- 大叔母はなぜ殺された?60年分の日記に真相が潜む
アニーは、ミステリー作家を夢見て執筆に打ち込む25歳。 ある日唐突に、疎遠だった大叔母・フラニーに呼び出され、キャッスルノール村を訪れる。 大叔母は大変な資産家だが、村では変人扱いされていた。 若かりし頃に占い師に「いつか殺される」と予言され... -
国内ミステリー小説
五十嵐貴久『誰でもよかった』- 無差別殺傷犯が籠城!人質解放の交渉は果たして成功するのか
6月8日、ネットの大型掲示板“ちゃんねるQ”に、犯行予告が書き込まれた。 「今、渋谷。これから人を殺します」 予告通り、数分後に渋谷のスクランブル交差点で事件が起こる。 一台のトラックが人々の群れに突っ込み、次々にはね飛ばしたのだ。 トラックは逃... -
ホラー小説
饗庭淵『対怪異アンドロイド開発研究室』- 恐怖を感じないAIだから調査できる、怪異の真実
アリサは、自律汎用AIを有するアンドロイド。 外見は美しい二十代女性で、高感度圧電センサーによって人間らしい反射的な動きができる。 センサーカメラや集音マイクも搭載されているため、決定的瞬間を逃さず、些細な物音でも全て拾う。 そんな高性能なア...
