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国内ミステリー小説
敷島シキ『解剖探偵』- 死体は嘘をつかない!真相を解剖で暴き出す法医学ミステリー
新人刑事の祝依 然(いわい ぜん)は、先輩刑事の相田と共に、中年男性の死亡現場に来ていた。 遺体の首には縄がかけられており、縄はスチールラックに結ばれている。 一見して首吊り自殺であり、相田もそう判断したが、祝依にはこれが決して自殺ではなく... -
読書日記
五条紀夫『流血マルチバース』- 孤島×マルチバース×本格推理!これが特殊設定ミステリの最前線【読書日記】
本格ミステリというジャンルは、長い時間をかけて「論理」という名の鋼鉄の骨格を鍛え上げてきた。 誰がやったのか、どうやったのか。整然と積み上げられた手がかりが、やがてひとつの真相へ収束する。 その美しさに魅せられてきたひとりの人間として、私... -
国内ミステリー小説
五条紀夫『クローズドサスペンスヘブン』- 生前の記憶を探る、天国からの謎解きミステリー
気が付いたら、太陽がギラギラ照り付けるリゾートビーチにいた。 ここは、どこだろう。そして、俺は誰だろう? 記憶がなかった。名前も思い出せない。 ただひとつ覚えているのは、誰かに首を斬られて死んだ時の生々しい感触。 そう、俺は確かに殺されたの... -
読書日記
『マーブル館殺人事件』- ホロヴィッツがまたやってくれた!探偵小説を素材に作られた、最高の犯人当てミステリ【読書日記】
アンソニー・ホロヴィッツの名前を見るたびに、毎回うれしいため息が出る。 どうせまた面倒くさい仕掛けを仕込んできてるに違いない、と思いつつ、それでもページを開かずにはいられない。そして案の定、今回もとんでもないものを読まされてしまった。 『... -
国内ミステリー小説
大山誠一郎『仮面幻双曲』- 双子トリックと整形トリックが交錯する正統派の探偵小説
昭和22年、東京で探偵事務所を営む川宮兄妹は、依頼を受けて滋賀県の双竜町にやってきた。 地域で名の知れた製糸会社の社長・占部文彦を、双子の弟・武彦から守ってほしいという依頼だ。 どうも武彦は文彦に恨みを抱いており、命を狙っているらしいのだ。 ... -
国内ミステリー小説
真梨幸子『フシギ』- 事故物件で死んだ編集者から届き続ける謎のメール
作家の“私”は編集者の尾上から、「いわくつきのマンションMを小説化してはどうか」という仕事の打診を受けた。 マンションMは、かつて“私”が住んでいた場所で、“私”自身が奇妙な体験をしていた。 尾上も住んだことがあり、やはり金縛りなどの恐ろしい目... -
国内ミステリー小説
くわがきあゆ『レモンと殺人鬼』- 父を殺した犯人が出所し、今度は妹や母親が殺されて……
大学で事務職員として働いている美桜は、ある日警察から妹の妃奈の遺体が山中で発見されたことを知らされる。 10年以上前に父親を殺され母親が行方不明になっている美桜にとって、妃奈は唯一の肉親だった。 悲しみに暮れる美桜。 しかし追い打ちをかけるよ... -
海外ミステリー小説
【ランニング・マン】私がいちばん好きなキング作品『バトルランナー』の話
SFを読んでいて、ワクワクが止まらない瞬間がある。 それは、作家が想像で描いた「未来」が、気づけばこちら側の「現在」に追いついてくる瞬間だ。 ジョージ・オーウェルの『1984』が1984年に再読されたように、スティーヴン・キングがリチャード・バック... -
国内ミステリー小説
夕木春央『絞首商會』- 泥棒が探偵役!血と謎にまみれた大正ミステリー
血液学の権威・村山鼓堂博士が何者かに殺害された。 警察が捜査するが、この事件には不可解な点があまりにも多かった。 まず現場の状況から、博士がどこか他所で殺された上で、自宅の庭まで運ばれてきたという点。 なぜ殺した相手をわざわざ自宅に届ける必... -
国内ミステリー小説
石持浅海『あなたには、殺せません』- 論議で犯罪発生を未然に防ぐ!?新感覚の倒叙ミステリ短編集
犯罪者には、実行前に迷いがあるものだ。この段階でもしも思い留まらせることができれば、犯罪の発生を防ぎ、世の中を良くしていくことができるのではないか。 この考えから、とあるNPO法人では、犯罪を迷う人々のための相談窓口が開かれていた。相方の裏...
