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国内ミステリー小説
倉知淳『世界の望む静謐』- 刑事コロンボの衣鉢を継ぐ、大人気倒叙ミステリシリーズ
あなたのことは最初から疑っていました──。 罪を犯した者の前に現れる、死神めいた風貌の刑事。 削ぎ取ったように痩せた頰、刃物で切り落としたようにシャープな顎、悪魔を思わせる鉤鼻、そして虚無の深淵を覗き込んだかのような陰気で表情の感じられない... -
海外ミステリー小説
『ヨルガオ殺人事件』- 『カササギ殺人事件』の続編。極上の犯人当てミステリ
ミステリ編集者を辞めクレタ島でホテル経営をしていたスーザンの元に、イギリスで同じくホテル経営をしている老夫婦が訪ねてきた。 なんでも、8年前に彼らのホテルで起きた解決済みの殺人事件に関連して、ある秘密に気づいた彼らの娘が失踪してしまったの... -
国内ミステリー小説
結城真一郎『難問の多い料理店』- 安楽椅子探偵シェフが謎解きをデリバリー
大学生の僕は、一人暮らしの費用をバイトで稼いでいた。 最近特に入れ込んでいるバイトが、ゴーストレストランのデリバリー、通称ビーバーイーツ配達員だ。 ある日僕は、オーナーシェフから妙な配達を頼まれた。 言われた住所に、USBメモリを届けてほしい... -
国内ミステリー小説
志駕晃『そしてあなたも騙される』- 心神喪失状態のシングルマザーが陥った借金地獄
シングルマザーの貴代は、適応障害から退職して無職となり、その後3ヶ月アパートの家賃を滞納したため、退去を迫られていた。 まだ離婚が成立していないため母子手当をもらえず、実家も頼れない貴代は困り果て、ソフト闇金で20万円を借りる。 貸主の未奈美... -
国内ミステリー小説
敷島シキ『解剖探偵』- 死体は嘘をつかない!真相を解剖で暴き出す法医学ミステリー
新人刑事の祝依 然(いわい ぜん)は、先輩刑事の相田と共に、中年男性の死亡現場に来ていた。 遺体の首には縄がかけられており、縄はスチールラックに結ばれている。 一見して首吊り自殺であり、相田もそう判断したが、祝依にはこれが決して自殺ではなく... -
国内ミステリー小説
夕木春央『絞首商會』- 泥棒が探偵役!血と謎にまみれた大正ミステリー
血液学の権威・村山鼓堂博士が何者かに殺害された。 警察が捜査するが、この事件には不可解な点があまりにも多かった。 まず現場の状況から、博士がどこか他所で殺された上で、自宅の庭まで運ばれてきたという点。 なぜ殺した相手をわざわざ自宅に届ける必... -
国内ミステリー小説
手代木正太郎『涜神館殺人事件』- 狂乱の幽霊屋敷にイカサマ霊媒師が挑む
エイミー・グリフィスは、妖精を呼び出す力を持つ霊媒師……というフリをしている自称霊能力者。 「妖精の淑女」と呼ばれ注目を集めているが、ステージで観客に見せる妖精召喚は、ちょっとした演出にすぎなかった。 そんなエイミーのもとに、招待状が届いた... -
読書日記
『イーストレップス連続殺人』- 黄金期ミステリなのに、やたら現代的な早すぎた傑作
静かな海辺の町が、ひとりの殺人鬼によって崩壊していく。 フランシス・ビーディング『イーストレップス連続殺人』は、そんな悪夢のような連続殺人の記録だ。 1931年の古典ミステリだけど、2025年6月に日本で初めて翻訳された文庫が発売されたのだ。嬉しい... -
国内ミステリー小説
くわがきあゆ『レモンと殺人鬼』- 父を殺した犯人が出所し、今度は妹や母親が殺されて……
大学で事務職員として働いている美桜は、ある日警察から妹の妃奈の遺体が山中で発見されたことを知らされる。 10年以上前に父親を殺され母親が行方不明になっている美桜にとって、妃奈は唯一の肉親だった。 悲しみに暮れる美桜。 しかし追い打ちをかけるよ... -
海外ミステリー小説
『処刑台広場の女』- 彼女は名探偵なのか、それとも死を招く者なのか
1930年、ロンドン。 元判事の娘で、若く美しい資産家のレイチェル・サヴァナクは、名探偵として活躍していた。 警察も舌を巻くほどの見事な手腕で事件を解決するレイチェルだったが、奇妙な疑惑もあった。 彼女が関わった事件の犯人が、なぜか法の裁きの前...
