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国内ミステリー小説
三日市零『復讐は合法的に』- あなたの恨み、弁護士エリスが違法スレスレの手段で晴らします
弁護士エリスの事務所には、「合法的に恨みを晴らす」という裏メニューがあった。 一般的に素人が感情に任せて復讐しても、非合法的な手段だと警察沙汰になりかねず、合法的だと効果が薄くなるきらいがある。 しかし法律の抜け穴を熟知しているエリスなら... -
国内ミステリー小説
彩藤アザミ『不村家奇譚』- 唯一無二の筆致で描く、戦慄のホラーミステリー
東北の山奥に潜む古い家である不村家は、昭和から現代、未来永劫と血脈に囚われ続ける一族である。 不村家では人智を超える能力を持つ子が生まれることがあり、彼らはときに不村一族繁栄の兆しとされていた。 しかしその裏では、健常な人を憎む「あわこさ... -
その他小説
原田ひ香『図書館のお夜食』- 思いの詰まった蔵書と文学的な料理を味わえる図書館の物語
書店員の乙葉は、店長や客からの理不尽な扱いに耐えかね、辞めようかと考えていた。 そんな時、SNSで「夜の図書館」のオーナーからスカウトされ、転職を決める。 そこは、普通の図書館とは明らかに違っていた。 開館は夜の7時で、入館料は1回1000円。 亡く... -
国内ミステリー小説
門前典之『友が消えた夏 終わらない探偵物語』- 交差する過去の二つの事件を蜘蛛手が探る
建築家兼探偵の蜘蛛手のもとに、助手の宮村が「鶴扇閣事件」の記録を持ってきた。 連続窃盗犯のオクトパスマンが入手したボイスレコーダーの内容を文書化したものだという。 それによると「鶴扇閣事件」は、過去に南紀の洋館「鶴扇閣」で起こった猟奇的な... -
ホラー小説
知念実希人『ヨモツイクサ』- 禁域に潜む未知の生物が巻き起こす戦慄のバイオ・ホラー
北海道の「黄泉の森」と呼ばれる場所で、リゾート施設の開発中、作業員たちが突然行方不明になった。 作業場に残されていたのは破壊されたトラックや発電機、そして作業員のものと思われる内臓の一部。 さらに現場付近の土中で、食い荒らされた作業員たち... -
国内ミステリー小説
倉知淳『世界の望む静謐』- 刑事コロンボの衣鉢を継ぐ、大人気倒叙ミステリシリーズ
あなたのことは最初から疑っていました──。 罪を犯した者の前に現れる、死神めいた風貌の刑事。 削ぎ取ったように痩せた頰、刃物で切り落としたようにシャープな顎、悪魔を思わせる鉤鼻、そして虚無の深淵を覗き込んだかのような陰気で表情の感じられない... -
国内ミステリー小説
紺野天龍『迷宮館の殺人』- あのソードアート・オンラインが本格ミステリーに!命がけの犯人探しが始まる
高校生の円堂は、幼馴染で生徒会長の雫と一緒に、VRゲーム「アルヴヘイム・オンライン」(通称ALO)をプレイしていた。 ミステリーマニアの雫はALO内で探偵事務所を開いており、円堂は助手としてサポート。 ある日二人は、謎の紙束を手に入れる。 それは、... -
国内ミステリー小説
市川 憂人『ヴァンプドッグは叫ばない』- 厳戒態勢が敷かれた都市で、変異ウイルスと殺人鬼に挑む
U国MD州で現金輸送車襲撃事件が発生し、犯人グループが逃走。 マリア・ソールズベリー警部と部下の九条漣は、犯人確保の応援のため州都フェニックス市に駆け付けた。 しかし真の目的は全く別で、連続殺人鬼・通称「ヴァンプドッグ」を追うことだった。 ヴ... -
国内ミステリー小説
高野結史『バスカヴィル館の殺人』- 古典名作になぞらえた殺人ゲーム!芯の探偵役と被害者役は誰?
富豪たちが開催するゲーム「リアル・マーダー・ミステリー」。 名作ミステリーになぞらえたシナリオを用意させておき、犯人役や被害者役といったキャスト、舞台も揃え、自分が探偵役となって推理を楽しむ「探偵遊戯」だ。 ただし、ゲーム内で起こる殺人は... -
読書日記
『毛糸のズボン』- 焼け跡から蘇った恐怖。直野祥子のトラウマ少女漫画に飲み込まれて
「幻の一冊」という言葉はよく使われるけど、直野祥子『毛糸のズボン』ほど、この言葉がぴったりくる本も珍しい。 筑摩書房から『毛糸のズボン』が復刻されたと聞いたとき、正直「まさか」という気持ちになった。だって、この作品群は阪神・淡路大震災で原...
