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海外ミステリー小説
『処刑台広場の女』- 彼女は名探偵なのか、それとも死を招く者なのか
1930年、ロンドン。 元判事の娘で、若く美しい資産家のレイチェル・サヴァナクは、名探偵として活躍していた。 警察も舌を巻くほどの見事な手腕で事件を解決するレイチェルだったが、奇妙な疑惑もあった。 彼女が関わった事件の犯人が、なぜか法の裁きの前... -
国内ミステリー小説
阿津川辰海『バーニング・ダンサー』- 警察の特殊能力チームが猟奇的殺人犯とバトル!
2年前に謎の隕石が落下した時、世界に異変が起きた。 それまでは普通に暮らしていたはずの100人が、突如として特殊な能力に目覚めたのだ。 「放つ」「伝える」「硬くなる」など、それぞれに異なる能力を持つ彼らは、「コトダマ遣い」と呼ばれ、畏怖された... -
国内ミステリー小説
結城真一郎『難問の多い料理店』- 安楽椅子探偵シェフが謎解きをデリバリー
大学生の僕は、一人暮らしの費用をバイトで稼いでいた。 最近特に入れ込んでいるバイトが、ゴーストレストランのデリバリー、通称ビーバーイーツ配達員だ。 ある日僕は、オーナーシェフから妙な配達を頼まれた。 言われた住所に、USBメモリを届けてほしい... -
国内ミステリー小説
高野結史『バスカヴィル館の殺人』- 古典名作になぞらえた殺人ゲーム!芯の探偵役と被害者役は誰?
富豪たちが開催するゲーム「リアル・マーダー・ミステリー」。 名作ミステリーになぞらえたシナリオを用意させておき、犯人役や被害者役といったキャスト、舞台も揃え、自分が探偵役となって推理を楽しむ「探偵遊戯」だ。 ただし、ゲーム内で起こる殺人は... -
ホラー小説
芦花公園『パライソのどん底』- 己の願望を映し出す美しき怪異に魅せられた男たち
祖父のいる村で暮らすことになった相馬 律(そうま りつ)は、田舎に馴染めず、日々をうんざりしながら過ごしていた。 しかし転校生の美少年・高遠 (たかとお るか)と出会ってから、生活が一変する。 透き通るように真っ白い肌、艶のあるふっくらとした... -
国内ミステリー小説
早坂吝『四元館の殺人』- 本格ミステリの奇才が館ミステリの新たなる地平を切り開く
新たな犯罪計画を企て犯罪オークションを開催する犯人のAI・以相(いあ)。 そのオークションの落札主はとある館に住むたった10歳の少女だった。 何者かに殺された従姉の復讐のため、その少女は殺人を叶えたいという……。 そんな不穏な話を知った探偵AIの相以... -
海外ミステリー小説
『ヨルガオ殺人事件』- 『カササギ殺人事件』の続編。極上の犯人当てミステリ
ミステリ編集者を辞めクレタ島でホテル経営をしていたスーザンの元に、イギリスで同じくホテル経営をしている老夫婦が訪ねてきた。 なんでも、8年前に彼らのホテルで起きた解決済みの殺人事件に関連して、ある秘密に気づいた彼らの娘が失踪してしまったの... -
国内ミステリー小説
志駕晃『そしてあなたも騙される』- 心神喪失状態のシングルマザーが陥った借金地獄
シングルマザーの貴代は、適応障害から退職して無職となり、その後3ヶ月アパートの家賃を滞納したため、退去を迫られていた。 まだ離婚が成立していないため母子手当をもらえず、実家も頼れない貴代は困り果て、ソフト闇金で20万円を借りる。 貸主の未奈美... -
海外ミステリー小説
『自由研究には向かない殺人』- 英米で大ベストセラーとなった謎解きミステリー
主人公の高校生ピップは、夏休みの自由研究の題材にある殺人事件を選ぶ。 ピップの町では5年前に女子高生が失踪する事件が起きており、女子高生の恋人が殺人の容疑者とされたが、彼は自殺してしまっていた。 彼の無実を信じるピップは、“失踪事件の捜査に... -
国内ミステリー小説
夕木春央『十戒』- 犯人探しが許されない、10のルールで縛られた閉鎖空間での殺人事件
浪人生の里英は伯父の所有していた孤島・枝内島がリゾート開発されることになったため、下見と気分転換とを兼ねて一泊二日の旅行にやって来た。 父や伯父の友人、開発会社や不動産会社のスタッフに同行する形であり、メンバーは総勢9名。 ところが枝内島に...










