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国内ミステリー小説
詠坂雄二『5A73』- 自殺者たちの体に刻まれた幽霊文字の謎とは
東京都内の地下鉄駅で、30代男性の飛び込みがあった。 遺書らしき文書やホーム内の防犯カメラの映像から、自殺で間違いなさそうだった。 しかし二人の刑事、山本警部と早川警部補が屍体を調べると、不審な点があった。 大腿部にタトゥーシールで「暃」と描... -
国内ミステリー小説
夕木春央『十戒』- 犯人探しが許されない、10のルールで縛られた閉鎖空間での殺人事件
浪人生の里英は伯父の所有していた孤島・枝内島がリゾート開発されることになったため、下見と気分転換とを兼ねて一泊二日の旅行にやって来た。 父や伯父の友人、開発会社や不動産会社のスタッフに同行する形であり、メンバーは総勢9名。 ところが枝内島に... -
国内ミステリー小説
森晶麿『切断島の殺戮理論』- 隠蔽された異形の島で、狂気の殺戮が始まる
大学四年生の岩井戸は、学業にも就職活動にもさほど情熱を注いでこなかった。 しかし文化人類学の植原カノン教授に一目惚れしてからは、彼女の講義を最前列で受け、レポートも熱に浮かされたかのように一気に書き上げた。 そのレポートが植原の目に留まり... -
国内ミステリー小説
遠藤かたる『推しの殺人』- 人を殺したアイドルは事実を隠蔽できるのか?
ルイ、テルマ、イズミの三人は、地下アイドルグループ「ベイビー★スターライト」として、大阪で活躍していた。 社長命令でライブやイベントを頑張ってはいるが、どうもモチベを保てず、人気は伸び悩んでいる。 その上メンバー同士が不仲で、近頃は長く応援... -
国内ミステリー小説
五条紀夫『私はチクワに殺されます』- 穴から見えるのは人の死?悶絶レベルの狂気のサスペンス
六月末日、東京都練馬区の郊外にある借家で、夫婦の遺体が発見された。 夫は首を吊っており、妻は全身を刺されて失血死。 夫が無傷で血まみれだったことから、警察はこの事件を、夫による妻殺害と無理心中だと考えた。 しかし心中にしては、奇妙な点がいく... -
国内ミステリー小説
石持浅海『風神館の殺人』- 復讐に集まった者たちが次々に殺されていく密室ミステリの秀作
欠陥商品を販売し、多くの人々を不幸に追いやった株式会社フウジンブレード。 復讐を遂げるために、恨みを抱く者たち10名が保養所「風神館」に潜入した。 彼らは協力体制を敷き、綿密な殺害計画を練り、まずは一人目、開発部長の笛木を浴室で自殺に見せか... -
海外ミステリー小説
2026年2月に読んで特に面白かった本23冊 – 飴村行『粘膜大戦』ほか
2026年2月に読んだ本の中から、特にこれは面白い!と思った23冊の記録である。 ・2025年11月に読んで特に面白かった本16冊 – 小川哲『火星の女王』ほか ・2025年10月に読んで特に面白かった本15冊 – 『本好きに捧げる英国ミステリ傑作選』ほか ・2025年9月... -
国内ミステリー小説
三日市零『復讐は合法的に』- あなたの恨み、弁護士エリスが違法スレスレの手段で晴らします
弁護士エリスの事務所には、「合法的に恨みを晴らす」という裏メニューがあった。 一般的に素人が感情に任せて復讐しても、非合法的な手段だと警察沙汰になりかねず、合法的だと効果が薄くなるきらいがある。 しかし法律の抜け穴を熟知しているエリスなら... -
海外ミステリー小説
アンソニー・ホロヴィッツ『死はすぐそばに』- 高級住宅地での殺人に、住民たちは揃って口を閉ざし…
その事件が起こったのは5年前、テムズ川沿いの高級住宅地リヴァービュー・クロースだとホーソーンは言った。 きっかけは、金融業者のケンワージーが引越してきたこと。 この迷惑な新参者が来て以来、仲が良かった住民たちの雰囲気が悪くなり、トラブルが増... -
国内ミステリー小説
彩藤アザミ『不村家奇譚』- 唯一無二の筆致で描く、戦慄のホラーミステリー
東北の山奥に潜む古い家である不村家は、昭和から現代、未来永劫と血脈に囚われ続ける一族である。 不村家では人智を超える能力を持つ子が生まれることがあり、彼らはときに不村一族繁栄の兆しとされていた。 しかしその裏では、健常な人を憎む「あわこさ...
