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国内ミステリー小説
青崎有吾『裏染天馬シリーズ』完全ガイド|名探偵×オタク=最強ロジック!現代のエラリー・クイーンが描く本格が面白すぎる
現代ミステリのど真ん中で、ずっとしっかり光ってる作家がいる。 それが青崎有吾(あおさき ゆうご)だ。 1991年生まれで、デビュー作『体育館の殺人』で鮎川哲也賞を取ったのが2012年。大学生の頃だった。若い探偵作家の登場に、「本格ミステリ、まだいけ... -
国内ミステリー小説
まず最初に読むべき「江戸川乱歩」のおすすめ作品集3選
ミステリーが好きな人で、江戸川乱歩(えどがわらんぽ)という名前を聞いたことがないという人は、まずいないだろう。 逆に、あまりミステリーを読まない人でも、「その名前だけは知ってる」ってケースが結構ある。 それだけ、江戸川乱歩という作家が日本... -
国内ミステリー小説
『メフィスト賞』おすすめ歴代作品まとめ – ミステリでありながら、何か別のものが始まる傑作たち【25作品】
メフィスト賞とは何か? それは「小説賞」という名を借りた、編集部と作家と読者による破壊と創造の実験場である。つまりは、ジャンルを問わず「面白ければ何でもアリ」をテーマとした新人賞のことだ。 1996年、森博嗣『すべてがFになる』の衝撃的デビュー... -
海外ミステリー小説
『読者への挑戦状』がある傑作ミステリ35作品 – 名探偵より先に真相を見抜け
「すべての手がかりは出揃った。さあ、犯人を当ててみろ」 この挑発的な宣言に、心をくすぐられた人は多いはずだ。 そう、『読者への挑戦状』とは、ただの遊びではない。これは、作中の探偵と読者とが同じテーブルに座り、まったく同じ情報を前にして知恵... -
国内ミステリー小説
【有栖川有栖】「火村英生シリーズ」のおすすめ小説10選【作家アリス】
このシリーズは、犯罪学者の「火村英生」と推理作家の「有栖川有栖」のコンビが活躍する、有栖川有栖さんによるミステリ小説のシリーズです。 作家アリスシリーズとも呼ばれます。 私も非常に好きなシリーズなので、ドキドキワクワク。 というわけで、今回... -
国内ミステリー小説
【2026年版 国内編】このミステリーがすごい!ベスト20作品紹介
毎年「このミス」のランキングを見るたびに思う。今年もやっぱり、とんでもない年だったと。 なにせ今年の国内ミステリは、粒ぞろいどころか、もはや玉石混交どころか全て玉。ジャンルも文体もテーマもバラバラなのに、どの作品にも書き手の意地がにじみ出... -
国内ミステリー小説
【二階堂黎人】二階堂蘭子シリーズ入門ガイド- フェアプレイの快感、論理の暴力、ここに極まれり【読む順番】
「これでもか」と言わんばかりに詰め込まれた不可能犯罪。 山奥の村、古城、病院、雪に閉ざされた孤島……そんなクラシックな舞台で連発される、殺人、連続殺人、そして時にはそれっぽくないものまで殺される。 そう、それが二階堂黎人(にかいどう れいと)... -
国内ミステリー小説
周木律『堂シリーズ』の読む順番とあらすじ感想【館好き必見】
『堂シリーズ』の1番の魅力はトリックでしょうか、キャラクターでしょうか。 私は「建物」そのものだと思います。 実際にはこんな建造物はありえない。 現実にはありえないからこそ、作品の中に登場する館に興奮し、図面を見てワクワクするのです。 シリー... -
その他小説
乙一おすすめ小説7選!絶対に読んでおきたい名作たち
絶対読んでほしい乙一さんのおすすめ小説をご紹介です! はじめて『夏と花火と私の死体』を読んでからすっかり乙一さんにハマってしまった私。 文章が読みやすく、長編短編に関わらずストレスなく読むことができます。そしてその世界観も素敵! 個人的に乙... -
ホラー小説
異常性の極み。飴村行『粘膜シリーズ』の読む順番とかあらすじとか語ったり
初めて『粘膜人間』を読んだとき、飴村行さんは一体なぜこんなものを書いたのか?と疑問に思ったし、一体どのような人間がこの作品を喜んで読むのだろう、とも思った。 しかし読み終わった時の私は完全に「粘膜シリーズ」の虜になっており、狂おしいほどに...
