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海外ミステリー小説
チョン・ヘヨン『誘拐の日』- 韓国で話題沸騰の巻き込まれ型ミステリー!
この物語は、気弱な誘拐犯「ミョンジュン」と頭脳明晰な天才少女「ロヒ」の出会いから始まる。 ある日、娘の手術費用に困っていたミョンジュンは、誘拐を試みようとして一軒の豪邸に狙いを定めた。 しかし、目的地へ向かっている最中、豪邸から突如飛び出... -
国内ミステリー小説
天祢涼『拝啓 交換殺人の候』- 自殺を決めた青年は彼女のために人殺しができるのか?
秋元秀文は上司からのパワハラに耐え兼ねて退職し、自殺の名所として知られる「首つり桜」へ行った。 死ぬつもりだったが、根元の穴に白い手紙のようなものがあることに気付き、中を開けて読んでみる。 そこには「どうせ死ぬなら殺してみませんか?」とい... -
海外ミステリー小説
ドロシー・L・セイヤーズ『ピーター・ウィムジイ卿』シリーズ完全ガイド|読む順番とおすすめの話【全作品評価つき】
英国ミステリ黄金時代には、名前を聞くだけで背筋が少し伸びるような作家たちがいる。 アガサ・クリスティ、ジョン・ディクスン・カー、そしてドロシー・L・セイヤーズ。 そのなかでもセイヤーズは、単に巧妙な謎を組み立てた作家というだけでは語り切れな... -
読書日記
『天狗岳怪死事件まとめファイル』- そのファイルを開いた瞬間、もう事件の外側にはいられない【読書日記】
山の怪死事件。 失踪した登山サークルの男女六人。 警察が早々に幕を引いた事故扱い。 そして、一年後に浮かび上がる新聞記事の小さな食い違い。 もう、この並びだけで嫌な予感(ワクワク)がする。しかも舞台は八ヶ岳連峰の天狗岳である。 天狗岳。名前か... -
読書日記
『妹が死んだ時の海亀』- 何が怖いって、説明できないことだ【読書日記】
「怖くないのに、不穏で気になる」 そんな読後感を、何度も何度も味わった。 朱雀門出の『妹が死んだ時の海亀』は、「怪談」として棚に並んでいながら、私たちがよく知る恐怖体験とはちょっとばかり毛色が違う。いや、「ちょっと」なんてものではないかも... -
海外ミステリー小説
『木曜殺人クラブ 逸れた銃弾』- 詐欺に脅迫に殺人に、シニアがますます頑張る第三弾
高齢者用の高級住宅クーパーズ・チェイスには「木曜殺人クラブ」と呼ばれる集会があり、メンバーたちは過去に迷宮入りとなった未解決事件について、様々な推理や議論を楽しんでいた。 今回のテーマは、約10年前に起こった女性キャスター殺人事件。 地元ニ... -
国内ミステリー小説
乱歩長編の到達点『孤島の鬼』という怪奇と執着の傑作の話【エッセイ】
江戸川乱歩の長編は意外と数が少ない。 そのせいもあって、乱歩の長編はどれがおすすめ?と聞かれると、だいたい話題が同じところに収束する。 『孤島の鬼』だ。 これは別に通ぶりたいからでも、定番だからでもない。 理由はシンプルで、この作品には乱歩... -
国内ミステリー小説
『あれは子どものための歌』- 本格ミステリの興趣を巧みに織り込んだ、異色のミステリ連作集
美しい声の代わりに「賭けに必ず勝つ魔力」を手に入れたエミリア。 大金を稼ぐことが可能になったが、それゆえに父親が殺されたり仲間に恐れられたりと、うまくいかないことも増えた。 ある時エミリアは、上流階級のタシットと恋に落ち、結婚を意識する。 ... -
読書日記
『愚者たちの箱舟』- 青春の誤解が崩れるとき、衝撃の真実が立ち上がる【読書日記】
綾崎隼(あやさき しゅん)という作家を語るとき、私はずっと、この人は感情を書く作家だと思ってきた。 しかも、ただ切なさをきれいに並べるのではなく、若さゆえの未熟さや、取り返しのつかないすれ違いまで含めて物語にしてしまう。その感情の扱い方が... -
海外ミステリー小説
『木曜殺人クラブ 二度死んだ男』- スパイとマフィアが絡む大事件に、老人探偵たちが挑む
高齢者施設クーパーズ・チェイスに住む木曜殺人クラブのメンバーたちは、毎週木曜日に集まり、過去の未解決事件を推理して楽しんでいた。 その一人である元諜報員エリザベスのもとに、死んだはずの元夫ダグラスから連絡がきた。 どうやらダグラスは、二千...
