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国内ミステリー小説
倉知淳『恋する殺人者』- 想うゆえに人殺す!ラブコメに潜む驚愕の本格ミステリー
大学生の高文が幼い頃から慕っていた従姉・真帆子が、石階段で落ちて亡くなった。 警察は事故死としたが、高文は数日前に真帆子から誰かに尾けられていると相談されており、事故ではなく他殺ではないかと疑う。 真相を突き止めるため、高文は高校時代の友... -
国内ミステリー小説
辻村深月『闇祓』- うちのクラスの転校生は、何かがおかしい。
とある私立高校に、白石要という転校生がやってきた。 クラスの委員長である原野澪は彼に学校を案内するものの、彼のおかしな距離の詰め方に驚愕してしまう。 『今日、家に行ってもいい?』といきなり言われたのだ。 その場は何とかやり過ごすものの、その... -
読書日記
西式豊『処刑館殺人事件』- ミステリ作家たちが自分の書いた謎に処刑される館へ【読書日記】
ミステリ作家が山奥の館に集められる。 外界との連絡を絶たれる。 そこに処刑道具が並べられている。 そして、ひとりずつ殺されていく。 本格ミステリを愛する者にとって、この状況が好きではない人なんているだろうか。 危険だと分かっている。絶対にろく... -
国内ミステリー小説
芦辺拓『名探偵は誰だ』- 変化球的なフーダニットを楽しめる本格ミステリ短編集
私が旅好きなのは、ホテルの朝食が楽しみだからだ。 今回も、気持ちの良い目覚めととびきりうまい朝食を堪能できるはずだった。 しかし私の気分は最悪で、食事どころではなかった。 この席から、いや、相席となった四人の宿泊客の前から、逃げ出したくて仕... -
海外ミステリー小説
MWクレイヴン『グレイラットの殺人』- 首脳会談を狙ったテロ?世界を揺るがす事件の真実とは
英国カンブリア州の売春宿で、男が金属バットで撲殺された。 現場は首脳会談が開催される予定のスカーネス・ホールの近くで、被害者は首脳会談の参加者を輸送するヘリコプター会社の社長だった。 この奇妙な符合に、政府は首脳会談を狙ったテロの可能性を... -
読書日記
『ポルターガイストの囚人』- それって本当に幽霊のしわざ? 傑作『深淵のテレパス』に続くシリーズ第二弾【読書日記】
襖(ふすま)が勝手に開く。電気が消える。落下する遺影。壁の向こうから、誰もいないはずの足音が響く。 けれど本当に怖いのは、そんな現象じゃない。この家にいるのは、もしかすると私自身なのかもしれない。 上條一輝の『ポルターガイストの囚人』は、... -
国内ミステリー小説
小川哲『君のクイズ』- クイズプレイヤーの思考やテクニックを体験できる知的遊戯ミステリー
クイズプレイヤーの三島はクイズ番組「Q-1グランプリ」で決勝に進出し、タレントの本庄と戦うことになった。 決勝戦は一対一の早押しクイズ形式で、7問を先に正解した方が優勝となる。 三島も本庄も善戦し、順調にポイントを重ねたところ、終盤でなんと6対... -
読書日記
『正しい世界の壊しかた:最果ての果ての殺人』- ルールごとひっくり返す!特殊設定ミステリの快楽、ここに極まれり【読書日記】
彩藤アザミ。 この名前を聞いて、「誰だろう?」と首をかしげる人もいれば、「あのホラーとミステリ混ぜるのうまい人ね」とすぐ反応する人もいるはず。自分は完全に後者だし、しかもけっこう前から追いかけている。 そして今回の新作『正しい世界の壊しか... -
読書日記
『9人はなぜ殺される』- 静かな日常に、突然突きつけられる「死のリスト」【読書日記】
もし、ある日突然、自分の名前が「死のリスト」に載っていたらどうする? ピーター・スワンソン『9人はなぜ殺される』は、そんな悪夢のような設定から始まる物語だ。タイトルからして嫌な予感しかしないんだけど、内容はその想像を軽く飛び越えてきた。 物... -
海外ミステリー小説
孫沁文 『厳冬之棺』- 密室殺人?呪い?富豪一族の死に隠された真相とは
上海郊外の湖畔、陸家の屋敷で殺人事件が発生した。 主である陸仁(ルー・レン)の遺体が、地下室で見つかったのだ。 奇妙なことに、地下室の出入り口が大雨で水没していたにもかかわらず、遺体は全く濡れていなかった。 しかも死亡推定時刻は、通路が完全に...
