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国内ミステリー小説
由野寿和『アイアムハウス』- 血なまぐさい事件が続く高級住宅地に隠されていた秘密とは
十燈荘は、世界遺産の藤湖を一望できる風光明媚な高級別荘地。 その一角にある秋吉家で、残酷な殺人事件が発生した。 世帯主である秋吉航季を始め、妻や娘がそれぞれ残酷な方法で殺されていたのだ。 息子は一命を取り留めたものの、首を絞められ意識不明の... -
国内ミステリー小説
葉真中顕『鼓動』- 18年引きこもった男が犯したホームレス殺しと親殺しの真相は?
公園で、ホームレスの老女が殺され顔を焼かれる事件が起こった。 犯人は近くに住む48歳無職の男性・草鹿秀郎。 警察の取り調べによると、草鹿は18年自室に引きこもっており、老女以外に父親のこともメッタ刺しにして殺したとのこと。 なぜ草鹿はこれほど長... -
国内ミステリー小説
小島正樹おすすめミステリー小説7選 -トリック盛りすぎ注意報!やりすぎにも限度ってものがあるだろ……
ミステリ好きなら一度は出会ってほしい作家、それが小島正樹(こじま まさき)だ。 ただし、普通の本格ミステリを想像して読み始めると、すぐに面食らうかもしれない。なにせこの人、最初から最後まで謎・謎・謎のジェットコースター状態。 死体は何度も消... -
国内ミステリー小説
桜庭一樹『名探偵の有害性』- 自分たちは本当に正しかった?名探偵と助手が過去を振り返る旅に出る
かつて、名探偵が大流行した時代があった。 名の売れた探偵はタレントのように芸能事務所に所属し、難事件の知らせが入ると現場に駆け付け、カメラの前で揚々と推理を展開してみせるのだ。 名探偵はお茶の間で人気となり、特に優秀な者は四天王と呼ばれ、... -
海外ミステリー小説
『メイドの秘密とホテルの死体』- 殺人の罪を着せられた仲間の無実を証明するには?
5つ星ホテルでメイドをしているモーリーは人付き合いが苦手で、他人の意図を汲み取ることが困難だった。 それでもメイドとしての仕事が大好きで、誇りをもって真面目に働き続けていたが、ある日事件が起こった。 清掃のために客室のバスルームに入った時、... -
国内ミステリー小説
新名智『雷龍楼の殺人』- 容疑者、誘拐犯、囚われの少女が挑む「完全なる密室」
二年前、外狩一族の屋敷・雷龍楼で四名が死ぬ事故が起こった。 先代当主の妻、次男夫婦、三女の計四人が、一酸化炭素中毒死したのだ。 その後次男夫婦の娘・霞は、従兄の穂継の家に引き取られたが、事故から二年経ったある日、下校中に誘拐されてしまう。 ... -
海外ミステリー小説
『禁じられた館』- 不意に現れた脅迫状、煙のように消えた犯人、この館には何が隠されている?
食品会社の経営で財を成したヴェルディナージュは、小塔付きの本格的な城館を購入した。 厳かで壮麗でありながら近代設備も整った邸宅が手に入り、ヴェルデナージュはご満悦。 しかしこの館にはいわくがあった。これまでの所有者は、すべからく災いに見舞... -
読書日記
『イーストレップス連続殺人』- 黄金期ミステリなのに、やたら現代的な早すぎた傑作
静かな海辺の町が、ひとりの殺人鬼によって崩壊していく。 フランシス・ビーディング『イーストレップス連続殺人』は、そんな悪夢のような連続殺人の記録だ。 1931年の古典ミステリだけど、2025年6月に日本で初めて翻訳された文庫が発売されたのだ。嬉しい... -
国内ミステリー小説
『●●にいたる病』- その病は読者にも感染する。我孫子武丸から始まる地獄のアンソロジー
1992年に発表された我孫子武丸の『殺戮にいたる病』は、もはやただの小説ではない。あれは、ジャンルというジャンルの奥底にウイルスを仕込んでいった文学的病原体だ。 構造が異常、語りが異常、結末が異常。30年以上経っても、いまだにこの作品の症状は日... -
国内ミステリー小説
吉田恭教『四面の阿修羅』- 凌辱、拷問、バラバラ殺人…何が人を阿修羅に変えたのか
捜査一課の女性刑事・東條有紀は、晴海埠頭の付近で発見されたバラバラ殺人事件について調べていた。 遺体は成人男性のもので、全身が痛めつけられており、両手足と首は胴体から切断。 各部位は積み上げられ、頂上に首が据えられ、そこには「生ゴミ」と書...
