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国内ミステリー小説
神津凛子『スイート・マイホーム』- 読んだことを悔やむ「オゾミス」の名作
スポーツインストラクターの賢二は、寒がりの妻のためにたった1台のエアコンで家中を同じ温度で暖めることができる「まほうの家」を購入した。 実家のことが気がかりで事前に母に相談したものの、これまた意外にもあっさりと納得してくれた。 そのとき兄が... -
国内ミステリー小説
衣刀信吾『午前零時の評議室』- 法廷×デスゲーム×本格ミステリ×どんでん返し
衣刀信吾氏の『午前零時の評議室』は、第28回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞した、注目すべきデビュー作です。この受賞は、新人作家の登場を告げるにとどまらず、ミステリというジャンルに新たな才能が本格的に挑戦したことを強く印象づけました。新... -
国内ミステリー小説
辻村深月『闇祓』- うちのクラスの転校生は、何かがおかしい。
とある私立高校に、白石要という転校生がやってきた。 クラスの委員長である原野澪は彼に学校を案内するものの、彼のおかしな距離の詰め方に驚愕してしまう。 『今日、家に行ってもいい?』といきなり言われたのだ。 その場は何とかやり過ごすものの、その... -
国内ミステリー小説
金子玲介『死んだ石井の大群』- 大勢の石井同士が殺し合う、前代未聞のデスゲーム
石井 唯は、死にたいと思いつつも、だらだらと日々を過ごしてきた中学二年生。 ある時気が付くと、見慣れない真っ白い部屋にいた。 なぜか体操着を着ていて、首には金属製の頑丈な首輪。 自分以外にも幅広い年齢層の人々がいて、全員が体操着に首輪をつけ... -
短編集
この短篇、容赦なし『冬の子 ジャック・ケッチャム短篇傑作選』- 静かなる狂気、日常の崩壊
モダン・ホラー界の巨星、ジャック・ケッチャム。 スティーヴン・キングをはじめとする同時代の作家たちから絶賛され 、その作品は読者に強烈な印象を刻み込んできました。 『隣の家の少女』や『オフシーズン』といった代表作で知られる彼は、しばしばその... -
海外ミステリー小説
孫沁文 『厳冬之棺』- 密室殺人?呪い?富豪一族の死に隠された真相とは
上海郊外の湖畔、陸家の屋敷で殺人事件が発生した。 主である陸仁(ルー・レン)の遺体が、地下室で見つかったのだ。 奇妙なことに、地下室の出入り口が大雨で水没していたにもかかわらず、遺体は全く濡れていなかった。 しかも死亡推定時刻は、通路が完全に... -
国内ミステリー小説
降田天『少女マクベス』- 神と崇められた演劇の天才が、なぜ奈落で命を落としたのか
俳優や劇作家を夢見る少女たちが集まる百花演劇学校。 毎年行われる定期公演で、一人の生徒が転落事故で命を失った。 彼女の名前は、設楽了。 脚本と演出における天賦の才を持ち、「神」とまで呼ばれる前途有望な少女だった。 一方で、了を「神」と崇めて... -
国内ミステリー小説
倉知淳『恋する殺人者』- 想うゆえに人殺す!ラブコメに潜む驚愕の本格ミステリー
大学生の高文が幼い頃から慕っていた従姉・真帆子が、石階段で落ちて亡くなった。 警察は事故死としたが、高文は数日前に真帆子から誰かに尾けられていると相談されており、事故ではなく他殺ではないかと疑う。 真相を突き止めるため、高文は高校時代の友... -
国内ミステリー小説
麻耶雄嵩『夏と冬の奏鳴曲』- 発表当時から話題騒然の超問題作が新装改訂版で登場
真宮和音という美少女の魅力に取りつかれた6人が共同生活を営んだ「和音島」の生活は、当の和音の死で解散となっていた。 20年という歳月が過ぎたこの夏、故人をしのび和音島に集まった数人と、取材を頼まれた雑誌記者・如月烏有。 真宮の死後自殺した武藤... -
国内ミステリー小説
寺嶌曜『キツネ狩り』- 三年前を映す右目で未解決事件に挑む、特殊設定ミステリー
警察官の尾崎冴子は、バイクの事故で婚約者と右目の視力を失った。 現場検証から自損事故ということになったが、冴子にはどうしてもそうとは思えなかった。 あの日、バイクの目の前を黒い影が横切り、そのせいで事故が起こった気がするのだ。 あの影は一体...










