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国内ミステリー小説
石持浅海『あなたには、殺せません』- 論議で犯罪発生を未然に防ぐ!?新感覚の倒叙ミステリ短編集
犯罪者には、実行前に迷いがあるものだ。この段階でもしも思い留まらせることができれば、犯罪の発生を防ぎ、世の中を良くしていくことができるのではないか。 この考えから、とあるNPO法人では、犯罪を迷う人々のための相談窓口が開かれていた。相方の裏... -
国内ミステリー小説
結城真一郎『やらなくてもいい宿題』- 天才少年を悩ませる、算数×ミステリーの難問
数斗は、5年生にして数学オリンピックで優勝したスーパー小学生。 ある時、転校してきたミステリアスな美少女ナイトウさんに、算数の問題を出される。 中学受験で定番の特殊算・つるかめ算の問題だった。 算数大得意の数斗には、お茶の子さいさい。 ササッ... -
国内ミステリー小説
小西マサテル『名探偵のままでいて』- 認知症の祖父の推理が光を放つ、日常系連作ミステリー
かつては聡明で小学校の校長だった祖父も、今では認知症で介護を受ける身。 それでも昔と変わらずミステリーが好きなようで、孫娘の楓が日常で起こった謎について話すと、知性がよみがえったかのように生き生きと謎解きをする。 書斎の椅子に腰かけ、フラ... -
海外ミステリー小説
今いちばん面白い海外ミステリ『ホーソーン&ホロヴィッツ・シリーズ』の迷宮へ【ミステリ好き全員読んで】
ミステリ小説って、昔から「次はどんな仕掛けで驚かせてくれるんだろう?」という期待で読まれてきたジャンルだ。 で、その歴史のなかに突然現れたのがアンソニー・ホロヴィッツの【ホーソーン&ホロヴィッツ・シリーズ】である。 これが本当に面白くて、... -
国内ミステリー小説
三津田信三『歩く亡者 怪民研に於ける記録と推理』刀城言耶の助手が怪異を推理で一刀両断
瞳星愛(とうしょうあい)は10歳の夏休みに、祖母が住む瀬戸内海の波鳥町で不可思議な体験をする。 近道を進もうとして「日暮れ時になると亡者が歩く」と言われる亡者道に入った時に、不気味な人影とすれ違ったのだ。 その人影は「死んでいるけど生きてい... -
海外ミステリー小説
ジェローム・ルブリ『魔王の島』- 孤島の惨劇と少女の悲劇、一体どこまでが真実なのか
若手新聞記者のサンドリーヌは、亡き祖母の遺品を整理するためノルマンディー沖の孤島を訪れた。 その島にはかつてナチスの実験施設があったが、終戦後は子供向けのキャンプ施設になったという。 しかしそこも子供たちが海で溺れ死ぬという事故が起きてか... -
国内ミステリー小説
貴志祐介『兎は薄氷に駆ける』- 冤罪で獄中死した父の無念を法廷で晴らす!
資産家の平沼精二郎が、一酸化炭素中毒で死亡した。 ガレージの車から不完全燃焼による一酸化炭素が発生し、平沼の寝室に立ち上っていったことが原因だった。 警察はこれを偶然の事故ではなく、それを装った殺人と考え、平沼の甥である日高英之を逮捕。 日... -
国内ミステリー小説
北沢陶『をんごく』- なぜ妻は普通の霊になれず、この世をさまよっているのか
大正十三年、大阪。 関東大震災で結婚一年余りの妻・倭子を失った壮一郎は、四天王寺の巫女を訪ねた。 倭子の死をどうしても受け入れることができず、霊魂を降ろしてもらうためだった。 ところが巫女の降霊は、うまくいかなかった。 「なんや、普通の霊と... -
国内ミステリー小説
夕木春央『絞首商會』- 泥棒が探偵役!血と謎にまみれた大正ミステリー
血液学の権威・村山鼓堂博士が何者かに殺害された。 警察が捜査するが、この事件には不可解な点があまりにも多かった。 まず現場の状況から、博士がどこか他所で殺された上で、自宅の庭まで運ばれてきたという点。 なぜ殺した相手をわざわざ自宅に届ける必... -
国内ミステリー小説
『邪教の子』- ホラーの名手、澤村伊智さんが描く戦慄のサスペンススリラー。
とあるニュータウンに引っ越してきた一家。 両親と一人の娘という構成だが、どうやら親は新興宗教の信者であり、娘は学校にも行かせてもらえず、虐待を受けているらしい。 その家族は信者ということで当然ご近所から浮きまくっていて、どうも様子がおかし...
