新着記事
-
自作ショートショート
【自作ショートショート No.4】『患者』
この病院では、毎日患者ひとりひとりとの面談が行われている。 私は多くの患者を担当しているので、面談の数も多い。 その内容は人によって違うが、患者たちは皆誰もが特徴的であった。 「では、どうぞ」 私が声をかけると、最初の患者がやってきた。 「お... -
国内ミステリー小説
周木律『堂シリーズ』の読む順番とあらすじ感想【館好き必見】
『堂シリーズ』の1番の魅力はトリックでしょうか、キャラクターでしょうか。 私は「建物」そのものだと思います。 実際にはこんな建造物はありえない。 現実にはありえないからこそ、作品の中に登場する館に興奮し、図面を見てワクワクするのです。 シリー... -
自作ショートショート
【自作ショートショート No.3】『悪魔にも』
彼は悪魔を呼び出した。 そう行動するに至った原因も、欲求も確かにあり、多くの労力を注ぎ込み、悪魔召還の術を調べ上げ準備を整えたのだ。 この社会にあっては彼の欲求は叶え得ない、法の正義も彼には味方しなかった。 満月の夜、地下室に描いた血の召還... -
その他小説
【グルメ】お腹が空くおすすめ食べ物小説・エッセイ本25選
お腹が減る!オススメのおいしい食べ物系小説/エッセイをまとめてみました! こういう小説に食堂とか料理屋さんが出てくるだけで非常にワクワクするんですよ。 作家さんの描写によって、自分の中でその食堂や料理屋さんのイメージが脳内に浮かんできて、文... -
海外ミステリー小説
【樽】F.W.クロフツのおすすめは?まず読んでおきたい名作5選
F・W・クロフツ(フリーマン・ウィルス・クロフツ)はイギリスの推理作家。 人気の「フレンチ警部シリーズ」を筆頭に、他にも数ある名作を書かれている素晴らしいお方です。 ほんとに、ミステリ好きならぜひ読んでおきたい作品が多いです。 特に『樽』とか... -
自作ショートショート
【自作ショートショート No.2】 『宇宙人がやってきた』
ボクは半信半疑でX君と丘を登っていた。 前を行くX君はワクワクしているのだろう、いつもよりも余計に浮いている。 時間は夜、見たところ周囲の様子におかしなところは少しもない。 ボクはやはりからかわれているのではないかと思って彼に尋ねた。 「X君... -
海外ミステリー小説
シャーロック・ホームズシリーズのおすすめの読む順番まとめ【決定版】
名探偵シャーロック・ホームズ。 ロンドンのベイカー街221Bに住み、異常なまでの観察力と論理力で事件を解決していくこの男は、19世紀に生まれたキャラクターでありながら、いまなお世界中で愛され続けている。 ただ、いざ原作を読もうと思って調べると、... -
その他小説
貴志祐介おすすめ傑作小説7選 – 頼むからこれだけは読んで
現実にひそむ狂気。日常がゆっくり、音もなく崩れていく。 そんな瞬間を、これほどリアルに、これほど鋭く描ける作家が他にいるだろうか。 貴志祐介(きし ゆうすけ)の小説は、単に怖いとかスリリングという言葉では到底おさまらない。 ページをめくるたび... -
国内ミステリー小説
【推理小説100選】どんでん返しが凄いミステリー小説おすすめ100作品
読み進めるうちに、「この物語はこういう結末だろう」と確信していた。 伏線も見破ったつもりだったし、犯人の動機も見当がついていた。 そんな自信を、たった一行の真実で完膚なきまでに裏切られる瞬間。 頭の中でパズルのピースが一斉に組みあがり、すべ... -
自作ショートショート
【自作ショートショート No.1】『訪問販売』
さびれた港町のはずれ。海沿いに並んだ平屋建ての中の一軒だった。 陽子は肉を切るのに疲れてそっと包丁を置いた。したたる汗を手の甲でぬぐった。 夏の潮風と一緒に魚を煮付ける良い匂いが漂ってきた。隣の濱田だろう。 現役漁師の家の夕飯はいつも陽子の...
