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【自作ショートショート No.2】 『宇宙人がやってきた』
ボクは半信半疑でX君と丘を登っていた。 前を行くX君はワクワクしているのだろう、いつもよりも余計に浮いている。 時間は夜、見たところ周囲の様子におかしなところは少しもない。 ボクはやはりからかわれているのではないかと思って彼に尋ねた。 「X君... -
シャーロック・ホームズシリーズのおすすめの読む順番まとめ
原作小説シャーロック・ホームズシリーズのおすすめの読む順番をご紹介させていただきます。 名探偵シャーロック・ホームズ――その名を知らない人はいないと言っても過言ではないでしょう。 ロンドンのベイカー街221Bに暮らし、驚異的な観察眼と論理的思考... -
貴志祐介おすすめ傑作小説7選 – 頼むからこれだけは読んで
現実にひそむ狂気。日常が静かに壊れていく音。 人間の奥底に潜む恐れや欲望に、ここまで深く切り込む作家が他にいるでしょうか。 貴志祐介の小説は、ただ怖いだけじゃない。ただスリリングなだけでもない。 ページをめくるたびに、読者の倫理や常識、信じ... -
【二階堂黎人】二階堂蘭子シリーズのオススメと読む順番
二階堂黎人作家生活25周年記念、ということで「二階堂蘭子シリーズ」を振り返ってみましょうか。 映画女優のような豊かな巻き毛が特徴の美人探偵・二階堂蘭子(にかいどうらんこ)が活躍するシリーズで、中でも「世界最長の推理小説」である『人狼城の恐怖... -
【推理小説100選】どんでん返しが凄いミステリー小説おすすめ100作品
読み進めるうちに、「この物語はこういう結末だろう」と確信していた。 伏線も見破ったつもりだったし、犯人の動機も見当がついていた――そんな自信を、たった一行の真実で完膚なきまでに裏切られる瞬間。 頭の中でパズルのピースが一斉に組みあがり、すべ... -
「読者への挑戦状」がある名作ミステリー小説おすすめ12選
読者への挑戦状とは、著者が読者に対し「これまでに全ての手がかりを提示した。なので真相を当ててみよ」と挑戦してくることを言います。 これがとーっても楽しいのです。 読者への挑戦状が仕込まれたミステリー小説は数多く存在しますが、今回はその中で... -
【自作ショートショート No.1】『訪問販売』
さびれた港町のはずれ。海沿いに並んだ平屋建ての中の一軒だった。 陽子は肉を切るのに疲れてそっと包丁を置いた。したたる汗を手の甲でぬぐった。 夏の潮風と一緒に魚を煮付ける良い匂いが漂ってきた。隣の濱田だろう。 現役漁師の家の夕飯はいつも陽子の... -
青春小説おすすめ50選!圧倒的な青春を楽しめる名作たち
今回は絶対に読んでほしいおすすめ名作青春小説をご紹介です! いいですよね、青春小説。爽やかで、苦くて、甘くて、楽しくて、切なくて。 ここでご紹介させていただく青春小説は、「名作」または「定番」と言われている作品が多いです。 それだけ多くの人... -
【ホラー小説おすすめ60選】本当に怖くて面白い日本の傑作・名作選【2025】
ホラー小説とは、単なる「怖さ」だけでは語れない文学だ。 背筋が凍るような怪異や、不気味な日常のひずみ、さらには読者の倫理や理性を揺さぶるような物語まで──その魅力は実に多彩。 この記事では、日本のホラー文学の中でも、「本当に怖くて面白い!」... -
【漫画おすすめ120選】ガチで面白い不朽の名作漫画【2024年最新版】
さて、面白い漫画おすすめ120選、2024年版です。 120選って全然厳選してないんじゃないか、と思われるかもしれませんが、私もそう思います。 でも仕方ないじゃないですか、面白い漫画があるすぎるんだもの! 最初は50作品くらいにしようと思っていたのです...