小島正樹おすすめミステリー小説7選 -トリック盛りすぎ注意報!やりすぎにも限度ってものがあるだろ……

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四季しおり
ただのミステリオタク
年間300冊くらい読書する人です。
特にミステリー小説が大好きです。

ミステリ好きなら一度は出会ってほしい作家、それが小島正樹(こじま まさき)だ。

ただし、普通の本格ミステリを想像して読み始めると、すぐに面食らうかもしれない。なにせこの人、最初から最後まで「謎・謎・謎」のジェットコースター状態。

死体は何度も消えては現れ、家はいつの間にか跡形もなく消え、犯人候補は何人いても足りない。そんな“やりすぎ”な展開が、しかもガチの論理で貫かれているのだから。

ファンのあいだでは、「やりすぎミステリ(通称:やりミス)」という愛称がすっかり定着している。これは揶揄ではない。謎もトリックも常識の倍量、いや三倍量くらい盛り込んだ、超濃厚ミステリへの最大級の敬意だ。

読んでいると、「こんなの解けるかよ!」と絶叫したくなる一方で、「ちゃんと理屈が通ってる…」と唸らされる。この圧倒的な両立こそが、小島作品の真骨頂だ。

しかも、小島ミステリはホラーのような舞台設定も得意とする。呪われた村、謎の一族、奇怪な風習。まるで横溝正史(よこみぞ せいし)の亡霊が彷徨っているかのような陰鬱な空気の中で、島田荘司(しまだ そうじ)ばりの超構造的トリックが炸裂する。

これは、正気の沙汰じゃない。でも、だからこそ面白いのだ。

というわけで今回は、「やりすぎ」の限界を突破していく小島正樹作品の中から、とくにおすすめしたい7作品を厳選して紹介していこうと思う。

どれから読んでも構わないけど、覚悟だけはしておいてほしい。

あなたのミステリの常識が壊される、その瞬間を。

目次

1.ミイラも呪いも氷室も首なしも、全部のせ── 『武家屋敷の殺人』

これは、ミステリじゃなくてジェットコースターって呼んだほうが早い。とにかく情報量がすごい。

初手から「蘇るミイラ」の日記が出てきて、なんの予告もなく物語が急旋回を始める。にもかかわらず、読みながらちゃんとワクワクしてる自分がいるんだから、小島正樹おそるべし、だ。

物語の導入はやけにクラシカルで、ある女性が「自分の生家を探してほしい」と弁護士に相談してくる。唯一の手がかりは不穏な日記だけ。普通の作家ならそこで数章引っ張るところを、小島は数ページで「見つけたわ」ってあっさり決着させる。

これはミステリじゃない、小島正樹というジャンルだ

しかも探偵役・那珂邦彦の推理が異様にロジカルで、その時点で一編の完成された短編を読んだ気になる。で、ここからが本番だ。

屋敷を訪れたとたんに事件が起こり、ミイラは実在し、死体は移動し、氷室は消え、首はなくなり、江戸の呪いが現代をぶん殴ってくる。ちょっと落ち着け、と言いたくなるほどの謎ラッシュ。でもこの混沌が小島正樹の醍醐味。

本作の肝は、なんといっても「多重解決」だ。ひとつ真相が出たと思ったら、あっさり裏切られる。そのたびに「今度こそ本当だろ」と信じては崩され、気づけば何層もの仮面を剥がされている。

こういう構造に耐えうるのは、綿密に設計されたロジックがあるからで、やってることは滅茶苦茶でも、土台がちゃんと推理になってる。そこがすごい。

しかも、ただの推理だけじゃない。日記や回想、因習めいた描写が積み重なって、屋敷そのものが不穏な呼吸をしてる。事件のトリックにゴシックホラーの皮をかぶせてくる感じが、またゾクッとくる。そういう重層的な演出も、この小説の中毒性のひとつだ。

とにかく、濃い。読む前に覚悟してくれ、とは言わない。

でも気づいたときには、こっちもミイラの呪いに巻き込まれてる。

それがこの作品だ。

2.呪いも死も十三年越しの本気── 『十三回忌』

最初の死があまりに鮮烈すぎて、一度読み始めたらもう後には引けなくなるのがこの『十三回忌』だ。

串刺し、断首、唇抉り取り。舞台は富豪一族の法要、そして死体はまるで演出されたかのように発見される。

そんな不穏すぎる「見立て殺人」が、十三年にわたって繰り返される。しかも一周忌、三回忌、七回忌……と、律儀に仏式でやってくるのが地味に怖い。

探偵役は、シリーズおなじみの海老原浩一。今回の依頼は「十三回忌での惨劇を止めてくれ」。さすがにもう死にすぎている。警戒も万全、屋敷も厳重。しかし、そう簡単に「やめときます!」とはならないのが小島ミステリだ。

案の定、密室の中で、またしても人が死ぬ。

殺意が時を越えたとき、ミステリは儀式になる

何がすごいって、この話、十年以上かけて犯人がコツコツ計画してるところだ。愛とか恨みとか通り越して、もはや執念。時間の流れそのものがトリックに組み込まれていて、まさに「時を使った密室」だ。これが思いのほかロジカルで、騙されたこっちが悔しくなる。

しかも途中で雪が降る。真夏に。列車も脱線する。これだけ聞くと完全にホラーかファンタジーだが、ちゃんと論理で説明されてしまうのがまた腹立つ。小島作品って、やりすぎなのに全部あり得るのが怖いのだ。

殺人現場の造形はもはや美術館クラス。円錐のモニュメントに串刺しにされた少女とか、首なしのまま木に括りつけられた死体とか、視覚インパクトがエグすぎる。やりすぎなのに、それが病みつきになってしまうから恐ろしい。

最後はもちろん、当たり前のように華麗な裏返しが待っている。三重解決、もしくはメビウスの帯。誰を信じても揺さぶられる。

どこまでもやりすぎで、どこまでも計算ずく。それでいて、どこか懐かしい王道ミステリのにおいがするのが、この『十三回忌』という作品だ。

安心して振り回されてほしい。

死んでも死に足りない執念と、すべてを欺く構成力に。

3.密室の中に封じられた、ひとつの哀しみ── 『怨み籠の密室』

まずタイトルが強すぎる。『怨み籠の密室』。

もはや「やばい場所で殺される予定です」と言っているようなものだ。だが実際、この作品は、小島ミステリの中でも異色寄りのバランスで出来ている。ちゃんと怖い。そして、ちゃんと哀しい。

主人公は大学生の飛渡優哉。父親が死ぬ間際に残した「謂名村…殺され…」という言葉を手がかりに、謎めいた母の死の真相を追って故郷の村に戻る。

しかしそこは、よそ者を睨みつけるような田舎の典型、謂名村。案の定、村人の空気は最悪だ。さらにタイミング悪く首吊り死体が見つかり、現場はガチの密室。どう考えても帰省していい場所じゃなかった。

理詰めと哀しみの交差点

ここで登場するのが、我らが探偵・海老原浩一。腕っぷしより頭脳で勝負する、理詰めの名探偵だ。今回も密室トリックに真っ向勝負で挑んでいく。

この物語の肝はふたつ。まずは密室。クラシックで王道。だが、そこに小島節が効いてくる。仕掛けのひとつひとつが地味に入り組んでいて、見せ方もクセが強い。見事なトリックを用意しておいて、さらにその上から「もうひとねじり」入れてくるあたりが、この作者の真骨頂だ。

もうひとつの肝は「村」という舞台そのもの。排他的な集落、共有される後ろめたさ、過去に蓋をして暮らす人々。そうした集団の無言の暴力が、優哉を追い詰めていく。この息苦しさの描写がうまい。小島作品の中でも、ここまで空気が重く、心理描写が丁寧なのはめずらしい。

そして最後に明かされる真相には、確かに悲劇がある。ただのトリックではなく、ある家族の歴史、ある人の痛みがその密室を作らせた。だからこそ解決の瞬間に、妙な切なさが残る。

とはいえ、トリックもドラマも盛りすぎているのは相変わらず。ちゃんと「やりすぎ」てくるのが小島正樹の良心だ。

正統派の密室ものを読みたい人にも、濃いめのドラマが好きな人にも、どちらにもぶっ刺さる仕上がり。

理詰めで泣かせてくる、珍しいタイプの密室ミステリだ。

4.物理法則を嘲笑う、不可能犯罪の狂詩曲── 『扼殺のロンド』

冒頭から全開である。

密室の車内に男女の死体。女は内臓が消え、男はなぜか「高山病」で死亡。ここ、標高ゼロメートルだよ?と、そんなツカミを投げておいて、「さて始めましょう」と涼しい顔で展開されるのが本作、『扼殺のロンド』だ。

もちろん、これだけでは終わらない。むしろこの異常事態はほんの前奏曲にすぎない。その後も空中に浮かぶミイラ、床から生える手、何重にも施錠された密室……とにかく、不可能のオンパレードだ。毎章ごとに「これは説明不可能」と言いたくなるレベルの奇怪な事件が押し寄せてくる。

ミステリの限界を越えてゆけ

これをひとつずつ理詰めで解体していくのが、探偵・海老原浩一だ。彼の冷静な推理とともに、摩訶不思議な出来事の裏側に隠された、精緻な物理トリックが明らかになっていく。このあたり、まさに島田荘司イズムの継承者といった趣で、機械仕掛けとミステリへの執念がほとばしっている。

なかでも印象的なのは、トリックの質もさることながら、その“量”だ。密室、消失、変死、偽装、二重構造……まるで殺人のワンダーランド。しかもそれらが独立しているわけではなく、精密に絡み合い、巨大なギミックとして最終章で一気に動き出す。ここまでやるか、というほどの物理的パズルの祝祭だ。

人間ドラマや情緒を求める向きには、正直あまり向いていない。でも、ひたすら謎を浴びていたい、ありえない事件を解明したいというタイプのミステリ好きにはド直球で刺さるはずだ。

密室ミステリの限界を押し広げたい人にとっては、まさに理想的な狂騒曲。あまりのスピードとトリックの応酬に、読み終わる頃には脳の処理能力がちょっとだけ進化してるかもしれない。

このロンドが終わるとき、何が残るのか。

それは「ここまでやっていいんだな」という、謎解きへの新しい希望だ。

5.呪いと論理がぶつかり合う、村ぐるみの怪事件── 『呪い殺しの村』

千里眼に呪殺に未来予知。そんな話、昭和のオカルト雑誌でしか聞かないって?

ところがどっこい、そんな奇跡が信じられている村が、まだ存在するというのだ。不亡村(ふぼうむら)──その名前からしてすでに不穏すぎる。登場するのは「千里眼」「予知」「呪殺」の三つの奇跡を操ると噂される一族だ。

そんな胡散臭……もとい、ミステリアスな村に足を踏み入れるのが、探偵・海老原浩一。彼はそこで、両親の死の真相を探ろうとしていた。

一方、東京では警視庁のエリート・鴻上心が、村と奇妙に繋がる連続殺人事件を追っている。舞台が村と都市、探偵と警察とで並行して展開していく構成は、ミステリとして王道ながらも、意外に手強い。最初はバラバラに見えた二つの線が、後半になってガッチリ絡み合うときの気持ちよさは、パズルマニアにはたまらないはずだ。

不亡村にて、あなたの推理は試される

注目すべきは、「奇跡」とされる出来事が、本当にそう見えてしまうほどのリアリティで描かれている点だ。どう考えてもインチキだろ、と思いながら読み進めると、気づけば「これはマジで超能力なんじゃ…?」と心が揺らぎ始める。この揺らぎをどう論理で切り裂くかが、探偵・海老原の腕の見せどころというわけだ。

しかも今回、事件は他人事ではない。海老原の両親の死に、この村の呪いが関係しているかもしれないという個人的な動機が、いつもの冷静沈着な彼のキャラに微妙な揺らぎをもたらしていて、それがまたいい。

小島作品にしてはトリックが比較的抑えめだけど、逆に言えばそれだけ構成にリソースを割いてきたってことだ。変態的ギミックを期待するより、じっくり伏線と論理を味わいたいときにおすすめしたい一冊である。

終盤には当然、裏の裏の裏まで用意された小島的どんでん返しが待っている。しかも、それが「呪い」と「人の心」というテーマにしっかり噛み合ってくるあたり、侮れない。

超常現象vs探偵の論理という伝統的な構図に、個人的因縁と現代的サスペンスを盛り込んだ、骨太な密室オカルトミステリだ。

6.怪談×一族×論理ミステリ、これは現代版『犬神家』かもしれない── 『祟り火の一族』

こんなバイト、誰がやるんだよ……と思ったら、やっちゃうのが、主人公の明爽子だ。

毎晩、包帯ぐるぐるの謎の男に怪談を語り聞かせるという、怪しさしかない案件だが、彼女は舞台女優の卵。報酬に惹かれたか、好奇心に負けたか、とにかく飛び込んだわけだ。

で、話は「六人の女がそれぞれ語る六つの怪談」から始まる。この時点では、それぞれ独立した怖い話にしか見えない。でも、そこにピンときた刑事と探偵が登場する。おなじみ海老原浩一と浜中だ。この二人が動き出した時点で、怪談の皮をかぶった何かが確実に潜んでるのは確定だ。

怖い話が、現実になる夜に

調査の結果、あの六つの怪談は全部実話ベースだったという事実が判明して、物語はガラリとトーンを変える。しかもその裏には、ある名家のとんでもない歴史と、廃鉱山をめぐる一族の闇が絡んでいたというから、話が一気にスケールアップしてくるのだ。

この作品、横溝正史が現代に転生したら絶対こう書くな、というような内容になっている。呪われた血筋、埋もれた遺産、村に伝わる因習、そして無惨な死。ここまで揃ってると、もうホラーなのかミステリなのかすら迷うが、小島正樹はきっちり論理で料理してくるあたり、さすがだ。

とくに面白いのが、「信頼できない語り手」の使い方だ。怪談ってそもそも話し手の主観が強いジャンルだが、それを逆手に取って、どこまでが事実か、誰が何を隠してるのかって疑いがどんどん増殖していく。その疑心暗鬼にハマると、あとはもう抜け出せない。

怪談、家系、遺産、探偵。全部入りの贅沢ミステリ。しかも最後には、あの怪談たちがどう繋がっていたかが明らかになるという、お見事すぎる構成つきだ。

怖さと謎の合わせ技でがっつり脳を揺さぶられたい人に、強くおすすめしたい。

7.首が飛び、龍が飛ぶ、伝説とトリックの村ミステリ── 『龍の寺の晒し首』

生首が晒された場所が「龍の寺」とくれば、もうその絵面だけで勝ちだ。

開幕からそんな強烈な一撃を叩き込んでくるのが、本作『龍の寺の晒し首』。一言でいうなら、グロと伝承と物理トリックが大暴れする「横溝&工学ミステリ」といった趣きだ。

物語の舞台は、山奥の寒村・首ノ原。神月家の長女・彩が結婚式前夜に殺され、首だけが村の寺に晒されるという凄惨な事件が発生。それを皮切りに、幼なじみたちが次々に命を落とす展開は、まさに「見立て殺人+因習ミステリ」の王道を突っ走る。

猟奇と知略、怪異と推理のフルコース

だが、ここからが小島正樹の真骨頂だ。ボートを漕ぐ首なし死体、空を舞う龍の姿、ありえない物理現象が次々と飛び出す。いったい何がどうなってるのか? と頭を抱えるタイミングで登場するのが、おなじみ探偵・海老原浩一。

彼と地元の不機嫌刑事・浜中のやりとりが、重苦しい事件にちょうどいい塩梅のテンポと軽さを加えてくれる。

物理トリックとゴシック要素のバランス感覚も絶妙だ。演出は派手なのに、仕掛けのロジックは意外と地に足がついていて、納得感がある。このギャップがまた面白い。

伝承とトリック、怨念と論理、猟奇とユーモア。これだけ詰め込んでおいて、破綻せずに着地させる力量がすごい。ガチの横溝系が好きな人も、緻密なパズルにニヤッとしたい人も、ちゃんと満足できるはず。

怪異を論理で打ち崩す快感と、最後まで気を抜けない展開。

小島正樹は、いつでも手加減なしなのだ。

おわりに 小島正樹の「やりすぎ」は、やっぱり正義だった

ここまで紹介してきたとおり、小島正樹のミステリは、量も質もスケールも、なにもかもが常軌を逸している。

でもそれは、ただの過剰じゃない。限界まで詰め込んで、それでも破綻しないように緻密に組み立てる。その姿勢は、もはや狂気と紙一重の職人芸だ。

「やりすぎ」っていう言葉は、本来ネガティブな意味を含むかもしれない。でも小島作品の場合、それは最大の褒め言葉になる。普通ならやりすぎて破綻するはずの構成が、ちゃんと論理で着地する。あの快感は、一度味わったら忘れられない。

今回ピックアップした7作品は、どれも小島正樹ワールドの入り口にぴったりな作品ばかり。どこから読んでも、きっとあなたは「こんなのアリかよ!」ってツッコミながら、読む手を止められなくなるはずだ。

そして気づけば、迷宮の中で完全に迷子になって、でも最後にはちゃんとロジックで出口に導かれている。

その快感が、小島ミステリの中毒性ってやつなのだ。

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