新着記事
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海外ミステリー小説
【2025年決定版】今年の新刊で特に面白かったミステリー小説ベスト53作品+ホラー9作品
2025年も、ミステリ漬けの一年だった! 新刊も旧作も、国内も海外も、長編も短編も、手あたり次第に読みまくったけれど、それでも「まだ足りない!」と叫びながら年末を迎えている。 本格ミステリ、イヤミス、警察小説、ホラーミステリ、特殊設定系……今年... -
国内ミステリー小説
二階堂黎人『地獄の奇術師』- これが全部乗せ本格だ!蘭子と挑む地獄のミステリ遊園地【エッセイ】
二階堂黎人の『地獄の奇術師』を初めて読んだとき、真っ先に抱いたのは「これは一体いつの小説だ?」という戸惑いだった。 舞台は昭和42年、登場人物は皆どこか大仰で、探偵役は高校生の美少女で、犯人はミイラ男。 そんな古めかしい、いや、ノスタルジッ... -
国内ミステリー小説
泡坂妻夫おすすめミステリー小説10選 – 騙される快感をもう一度。これは読むマジックショーだ
泡坂妻夫(あわさか つまお)という作家は、ただのミステリ作家じゃない。 いや、そもそも「ただの作家」という枠で語るのがそもそも無理がある。 奇術師であり、紋章上絵師でもあり、そして物語の職人でもあったこの人の作品は、どこを切っても仕掛けに満... -
読書日記
フェルディナント・フォン・シーラッハ『午後』- 午後という時間に、人はふと語り出す【読書日記】
たった166ページ。なのに、読後に胸の奥に沈んでいく何かがある。 フェルディナント・フォン・シーラッハの『午後』は、文字通り「午後のような読書体験」になった。 陽はまだ高いけれど、ふと影が長くなるあの時間。そこに誰かが腰かけて、ぽつりと語り出... -
短編集
『ウは宇宙船のウ【新訳版】』 レイ・ブラッドベリが夢見る少年に託した、17の時間旅行【読書日記】
「さよならをいうのは嫌いなの」 この一文にピンときたら、もうあなたはブラッドベリの魔法に片足を踏み入れている。 今回読んだのは、東京創元社から刊行された『ウは宇宙船のウ【新訳版】: ブラッドベリ自選傑作集』。 新刊といっても、もとは1962年に出... -
短編集
【短編小説】とにかく面白い短編集おすすめまとめ【随時更新】
短編集には、長編とはまた違った魔力がある。 どこから読んでもいい、すきま時間にぴったり、そして何より「この一編がすごい!」という一点突破の快感。ミステリ好きにとっては、「粒ぞろい」というより「一撃必殺」が詰まった宝箱のような存在である。 ... -
海外ミステリー小説
『フェアリー・テイル』- ハッピーエンドに向けた、キング50周年の風変わりな贈り物
スティーヴン・キングが50周年の節目に書いたのが、『フェアリー・テイル』だという事実を、まずどう受け止めればいいのか。 ずっとキングのホラーを読んできた身としては、タイトルからして信じられない。 フェアリー・テイル? おとぎ話? あの『ペット... -
国内ミステリー小説
梓崎優『叫びと祈り』- ミステリが旅をはじめたとき、「動機」は世界を語りだす【傑作小説エッセイ】
梓崎優『叫びと祈り』を初めて読んだときの衝撃は、いまだによく覚えている。 それは単なる面白いミステリではなかった。読み進めるうちに、まるで地図の端っこがぐいっと引っ張られ、世界そのものの形が変わっていくような感覚があった。 収録された短編... -
海外ミステリー小説
【2026年版 海外編】このミステリーがすごい!ベスト20作品紹介
「海外ミステリが熱い」 なんてセリフ、もう何度目か分からないけれど、今年のこのミスに選ばれた作品群は、ほんとうに凄かった。 アンソニー・ホロヴィッツ、M・W・クレイヴン、ホリー・ジャクソン、スチュアート・タートン、フランシス・ビーディング、S... -
国内ミステリー小説
【2026年版 国内編】このミステリーがすごい!ベスト20作品紹介
毎年「このミス」のランキングを見るたびに思う。今年もやっぱり、とんでもない年だったと。 なにせ今年の国内ミステリは、粒ぞろいどころか、もはや玉石混交どころか全て玉。ジャンルも文体もテーマもバラバラなのに、どの作品にも書き手の意地がにじみ出...
