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『ほしのはじまり』- 星新一というジャンルを一冊に詰めた決定版【私の宝物】
読書人生を長く歩いていると、時折「これは特別な宝物だ」と思える本に出会うことがある。 私にとって、それが『ほしのはじまり ――決定版 星新一ショートショート――』だ。 星新一のショートショートは、たしかに文庫で読めるし、図書館にも全集が並んでい... -
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【ランニング・マン】私がいちばん好きなキング作品『バトルランナー』の話
SFを読んでいて、ワクワクが止まらない瞬間がある。 それは、作家が想像で描いた「未来」が、気づけばこちら側の「現在」に追いついてくる瞬間だ。 ジョージ・オーウェルの『1984』が1984年に再読されたように、スティーヴン・キングがリチャード・バック... -
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『ウは宇宙船のウ【新訳版】』 レイ・ブラッドベリが夢見る少年に託した、17の時間旅行【読書日記】
「さよならをいうのは嫌いなの」 この一文にピンときたら、もうあなたはブラッドベリの魔法に片足を踏み入れている。 今回読んだのは、東京創元社から刊行された『ウは宇宙船のウ【新訳版】: ブラッドベリ自選傑作集』。 新刊といっても、もとは1962年に出... -
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【短編小説】とにかく面白い短編集おすすめまとめ【随時更新】
※2026年2月11日 8作品追加 短編集には、長編とはまた違った魔力がある。 どこから読んでもいい、すきま時間にぴったり、そして何より「この一編がすごい!」という一点突破の快感。ミステリ好きにとっては、「粒ぞろい」というより「一撃必殺」が詰まった... -
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小林泰三おすすめ小説15選 – ミステリ、ホラー、SF、全てが最高峰の作家
小林泰三(こばやし やすみ)の小説を一言で説明するのは難しい。 ホラーを読んでいたはずが、いつのまにか本格ミステリになっている。SFだと思っていたら、哲学的な問いが突きつけられる。 ジャンルの境界なんて最初から無視しているような作風だが、それ... -
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【SF小説おすすめ100選】日本国内SF海外SFの傑作・名作選【2025最新版】
SF小説というジャンルには、なんでもアリな広さがある。 宇宙の果てまで旅する話もあれば、六畳一間の部屋の中で宇宙より深い孤独を描く話もある。ロボットが心を持ったり、人類がAIに滅ぼされたり、昨日と明日が入れ替わったり、死んだ恋人とメールでやり... -
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『マイ・ゴーストリー・フレンド』- 王道の団地ホラーだと思って読んでたら、ギリシャ神話が歩いてきてSF大作になった【読書日記】
ホラーを読むつもりだった。 団地ホラー。Jホラー。消えゆく住人と、呪われた部屋。 そんな定番の安心感に身を委ねるつもりで手に取った『マイ・ゴーストリー・フレンド』は、予想以上にずっと遠くまで、私を連れていってしまった。 カリベユウキのデビュ... -
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『パラドクス・ホテル』- チェックインした瞬間から、現実がぐらつき始めるSFミステリ【読書日記】
タイトルに惹かれて読み始めたら、そこはただのホテルじゃなかった。 ロブ・ハートの『パラドクス・ホテル』は、時間旅行が観光ビジネスになっている2072年の近未来を舞台に、クローズド・サークルミステリ、社会風刺、SF、ラブストーリー、全部をひとつの... -
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【徹夜本】読み始めたら止まらない、寝不足確実の超面白い一気読み小説50作品
睡眠は大切だ。 それは誰もが知っている。 睡眠不足が体に悪いことも、翌日のパフォーマンスに響くことも、頭ではしっかり分かっている。 しかし、夜更けに手に取った一冊の小説が、そんな理性を軽やかに飛び越えてしまう瞬間がある。 「そろそろ寝なきゃ... -
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星新一の「最高傑作」についての結論 – 12編の神ショートショート
星新一という作家は、日本の文学史においてちょっと特別な存在だ。なんといっても、生涯で1000編以上のショートショートを生み出したという実績がすごい。 誰もが知るあの短くて不思議な物語たちは、彼によって「ショートショート」という形式として確立さ...
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