国内ミステリー小説– category –
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国内ミステリー小説
【徹夜本】読み始めたら止まらない、寝不足確実の超面白い一気読み小説50作品
睡眠は大切だ。 それは誰もが知っている。 睡眠不足が体に悪いことも、翌日のパフォーマンスに響くことも、頭ではしっかり分かっている。 しかし、夜更けに手に取った一冊の小説が、そんな理性を軽やかに飛び越えてしまう瞬間がある。 「そろそろ寝なきゃ... -
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結城真一郎『どうせ世界は終わるけど』- 希望という名の小惑星が落ちてくる、そのとき僕らは何をするのか。【読書日記】
結城真一郎という名前を聞いて、まず思い出すのはあの鋭利な〈どんでん返し〉と、社会を映す冷徹な視線だ。 『#真相をお話しします』の読後に味わう、軽いめまいのような感覚。ミステリの文法を知っている者ほど深くえぐられる“黒結城”の毒。それは確かに... -
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麻耶雄嵩『メルカトル鮎シリーズ』徹底解説|おすすめ・魅力・見どころ・読む順番
麻耶雄嵩(まや ゆたか)という作家は、日本ミステリ界でも群を抜いてとんでもない存在だ。 毎回、読者の予想を鮮やかに裏切り、常識という常識を根っこから引き抜いていく。読者サービス? そんなもんは知らん、という顔でとことん自分の美学を貫いてく... -
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京極夏彦『百鬼夜行シリーズ』徹底解説|おすすめ・魅力・見どころ・読む順番
京極夏彦(きょうごく なつひこ)が『姑獲鳥の夏』でデビューしたのが1994年。 あの一冊で、まさに文壇に風穴を開けたって感じだった。 そこから始まる「百鬼夜行シリーズ(通称:京極堂シリーズ)」は、ただのミステリじゃない。ホラーであり、歴史小説で... -
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有栖川有栖『国名シリーズ』徹底解説|おすすめ・魅力・見どころ・読む順番
有栖川有栖(ありすがわ ありす)という作家は、現代本格ミステリ界ではもう鉄板の存在だ。 ガチガチの論理派でありながら、読み手をぐいぐい引き込むストーリーテリングもうまいから、昔から根強いファンが多い。 「論理って美しいんだぞ!」という声が聞... -
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井上夢人おすすめ小説10選 – 読後に世界がズレる作家、唯一無二の傑作選
現実と虚構の境界がふいに曖昧になる、そんな瞬間。 井上夢人の作品に触れると、だいたいそうなる。これは本当に作り話か? と、読んでるこっちが現実の感覚を疑ってしまうのだ。 もともとは伝説のコンビ「岡嶋二人」の片割れとしてデビューし、のちにソロ... -
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森博嗣『S&Mシリーズ』の魅力を解説しながらひたすら語る【読む順番】
森博嗣(もり ひろし)という作家を「ミステリ作家」とだけ思っている人は、おそらくあんまりいない。 むしろ「森博嗣って何者なんだ……?」ってなる読者のほうが多いんじゃないか。元・工学部助教授という異色すぎる肩書き、毎年何冊も出す異常なペース、... -
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【イヤミス】後味が悪い小説おすすめ40選【バッドエンド】
小説を読み終えたあと、胸の奥にふんわりと温かさが残ることもある。 逆に、胃のあたりがずっしり重くなるような、不快感ややりきれなさに襲われることもある。 とくに後者。読後に「うわ……」となるタイプの作品たちは、よく「イヤミス」と呼ばれる。いわ... -
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高田崇史『QED 恵比寿の漂流』- 対馬で連続殺人事件発生!川に海に流れてくる首無し死体の謎とは!?
長崎県対馬、浜に乗り上げた小舟で、首無し死体が発見された。 舟の中で死体は、首からどす血を大量に流し、半ば浸かるように仰向けに横たわっていた。 通報を受けた警察署の雁谷巡査長は、現場に赴き、開口一番に叫んだ。 「またかい」 雁谷が叫ぶのも、... -
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吉田恭教『龍のはらわた』- 十九年前の一家惨殺事件に繋がっていた恐ろしい陰謀とは
鏡探偵事務所の若き調査員・早瀬未央が失踪した。 早瀬の母親から捜索を依頼された探偵の槙野は、彼女に関する恐るべき事実を聞かされる。 それによると早瀬は、19年前に日野市で起こった一家惨殺事件の生き残りらしい。 その後伯母に引き取られて成長し、...
