国内ミステリー小説– category –
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国内ミステリー小説
北山猛邦『「石球城」殺人事件』- 二十一年待ち続けた城にようやくたどり着いた【読書日記】
本には発売日を楽しみに待つ作品と、「本当に出るのか?」と半ば都市伝説のようになってしまう作品がある。 北山猛邦『「石球城」殺人事件』は、間違いなく後者だった。 2008年頃に「石球城が出るらしい」と噂され、延期、延期、また延期。講演会では「マ... -
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【2026年版】読みやすい最高に面白い文庫本小説おすすめ100選②【101〜200冊目】
面白い小説は困る。 物語の余韻に浸っていたい気持ちはある。 それでも、本棚を眺め、書店をのぞき、次は何を読もうかと考え始めてしまう。 一冊で満足したはずが、もう一冊。さらにもう一冊。 小説の面白さを知ってしまうと、読みたい本は増える一方であ... -
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井上雅彦『竹馬男の犯罪 新装版』- 竹馬に乗った怪奇と論理が、サーカスの暗闇で握手する【読書日記】
竹馬に乗った男。 高い位置からこちらを見下ろす影。 人間の身体なのに、人間の高さから少しずれている存在。足音も、視線も、移動の仕方も、どこか普通の世界の寸法から外れている。 この時点で勝ちである。ミステリのタイトルとして、あまりにも強い。 ... -
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【2026年上半期】面白かったミステリー小説ランキングベスト30!
2026年も気づけば半分が過ぎてしまった! 今年もミステリは豊作だった。王道の本格、ひねりの効いた倒叙、後味の悪いサスペンス、ジャンルの境界を軽々と踏み越えてくる怪作まで、上半期だけでも「これは好きだ!」と思う作品が次々に現れた。 特に上半期... -
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石持浅海『あなたには、殺せません』- 殺す前から詰まされる、倒叙ミステリの異様な快楽【読書日記】
殺人を計画している人間が、犯罪相談所にやってくる。 相談内容はだいたい物騒だし、相談者たちはみんな真剣に人を殺そうとしている。 けれど、その真剣さを前にして、相談員が返す言葉があまりにも冷徹で、あまりにも論理的で、あまりにも石持浅海なので... -
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2026年6月に読んでに特に面白かった本23冊 – 西式豊『処刑館殺人事件』ほか
2026年6月に読んだ本の中から、特にこれは面白い!と思った23冊の記録である。 2026年6月に読んでに特に面白かった本23冊 1.西式豊『処刑館殺人事件』 ──山奥の洋館に集められたミステリ作家たちが、自作トリックをなぞる処刑に追い詰められていく、物騒で... -
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【バカミスおすすめ39選】愛すべきバカミスの話をしよう!笑って驚いて呆然とする怪作たちに敬意を込めて
「バカミス」という言葉が、あまり好きではない人も多いと思う。 それもよくわかる。 私もミステリが好きだからこそ、素晴らしい作品たちに「バカ」という言葉をつけることには、いまだに少しためらいがある。 だが、それでもなお、この呼び名には独特の敬... -
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蘇部健一『六枚のとんかつ』- くだらなさの皮をかぶった、恐るべきバカミスの怪物【傑作ミステリエッセイ】
ミステリを読んでいると、たまに理性が変な方向へ全力疾走する作品に出会う。 緻密なロジック、美しい伏線、鮮やかな解決。 そういうものを期待してページをめくっていたはずなのに、気づけば目の前に出されているのは、とんかつである。 しかも六枚である... -
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『乙一デビュー30周年記念自選短編集1996-2026』- 乙一の30年を、暗闇の中でたどり直す【読書日記】
乙一という名前には、青春の記憶と、物語に足をすくわれる予感が一緒にまとわりついている。 怖い話を書く人。切ない話を書く人。ひねりの効いたミステリを書く人。 白乙一、黒乙一、中田永一、山白朝子。いろいろな呼び方や名義があり、そのたびに作風も... -
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真門浩平『ぼくらは回収しない』- 伏線回収という言葉の向こう側にある、回収されない感情【読書日記】
伏線回収という言葉は、いつの間にか物語を褒めるための便利な合言葉になった。 あれも回収された、これも意味があった、すべてが最後につながった。もちろん、それはミステリを読む大きな楽しみのひとつである。 だが『ぼくらは回収しない』は、その快感...
