海外ミステリー小説– category –
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海外ミステリー小説
2026年3月に読んでに特に面白かった本17冊 – 飛鳥部勝則『封鎖館の魔』ほか
2026年3月に読んだ本の中から、特にこれは面白い!と思った17冊の記録である。 他の月はこちら 2026年2月に読んで特に面白かった本23冊 – 飴村行『粘膜大戦』ほか 2025年11月に読んで特に面白かった本16冊 – 小川哲『火星の女王』ほか 2026年2月に読んで特... -
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『暗黒の瞬間』- ミステリの顔をした、救いのない人間の限界の話【読書日記】
リーガル・ミステリを読んでいて、いちばんぞくっとするのは、犯人がわかる瞬間ではない。 むしろ、法に従えば正しいはずなのに、それで本当にいいのかと思わされる瞬間のほうが、私はずっと怖い。 証拠はある。手続きも踏まれている。判決も出る。けれど... -
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『夜が少女を探偵にする』- 死骸を愛でる少女はなぜ探偵になり、なぜ真実だけを信じたか【読書日記】
ミステリにはいろいろなタイプの探偵がいる。 天才型、変人型、社交的な名推理型、あるいは傷を抱えた孤独な観察者。 だが、マリー・ティアニー『夜が少女を探偵にする』の主人公エイヴァ・ボニーは、そのどれにもきれいには収まらない。 十三歳の少女で、... -
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『サプライズ・エンディングス 罠』- どんでん返しの魔術師、その短編の切れ味と騙される快感【読書日記】
ジェフリー・ディーヴァーを読むたびに思うのだが、この人はやはり、人を騙して驚かせることに異様な情熱を持った作家だ。 しかも、その騙し方が雑ではない。ただ派手に話をひっくり返すのではなく、きっちり論理を積み上げたうえで、こちらが当然だと思っ... -
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『ハレー彗星の館の殺人』- 古典の形式を更新する、本格館ミステリの理想系【読書日記】
読む前から、これは設定の勝ちだと素直に認めたくなる瞬間がある。 トリックでもキャラクターでもなく、あるいは仕掛けのための舞台ではなく、舞台そのものが事件の論理になっている作品だ。 ロス・モンゴメリ『ハレー彗星の館の殺人』は、まさにそのタイ... -
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なぜ『ユダの窓』は、数ある密室ミステリの中でも特別なのか?【傑作小説エッセイ】
ジョン・ディクスン・カーを読んでいてまず思うのは、この作家は「不可能犯罪」というものに取り憑かれていたのだろう、ということである。 トリックを考えるのが好き、密室をひねくり回すのが好き、不可能犯罪という言葉の響きそのものを愛している。しか... -
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G.K.チェスタトン『ブラウン神父シリーズ』徹底解説|おすすめや読む順番の話
ミステリの歴史には、「必ず一度は通る名前」というものがある。 1874年にイギリスで生まれた、ギルバート・キース・チェスタトンも、その一人だ。 作家として、そして世の中を独特な目線で見つめる批評家として、20世紀初頭の文学界にしっかりと足跡を残... -
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『サキ短編集』が教える世界が裏返る音 – 世界で一番甘美な毒殺講義へようこそ
イギリス文学には、上品な顔をしてとんでもない毒を吐く作家がいる。 その代表格がサキ、ことヘクター・ヒュー・マンローだ。 初めてサキを読んだとき、こんなに上品なのにこんなに意地悪でいいのか、と思った。文章は洗練されていて、会話は軽やかで、舞... -
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2026年2月に読んで特に面白かった本23冊 – 飴村行『粘膜大戦』ほか
2026年2月に読んだ本の中から、特にこれは面白い!と思った23冊の記録である。 ・2025年11月に読んで特に面白かった本16冊 – 小川哲『火星の女王』ほか ・2025年10月に読んで特に面白かった本15冊 – 『本好きに捧げる英国ミステリ傑作選』ほか ・2025年9月... -
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見立て殺人ミステリー小説おすすめ30選 – なぜ殺したのか、ではなく「なぜ見立てたのか?」という魅力
ミステリを読んでいると、ただの殺人事件じゃ物足りなくなる瞬間がある。 犯人は誰? 殺された理由は? トリックは? どれも大事なのだけれど、そこにもうひとつの仕掛けがあると、気分が舞い上がる。 たとえば、死体が童謡になぞらえて並べられていたり、...
