ホラー小説– category –
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今邑彩おすすめミステリホラー小説12選 – ミステリと恐怖が交差する傑作セレクション
ミステリが好き。ホラーも好き。はたまた、奇妙な味が好き。 そんな人が今邑彩(いまむら あや)をまだ読んでいないとしたら、それは惜しい。 今邑彩(1955―2013)は、1989年に『卍の殺人』でデビューして以来、日本のミステリ界のなかでもかなり独特な立... -
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平山夢明『俺が公園でペリカンにした話』- 笑えるのに地獄、地獄なのに読める【読書日記】
平山夢明という人は、正直ホラーとかバイオレンスとか、そういう棚に雑に押し込むと怒られそうな作家だ。 というか、棚ごと蹴り倒してくる。社会の端っこ、倫理の縁、身体感覚のギリギリ。そこに転がっている見ないことにされがちなものを、真正面から掴ん... -
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角川ホラー文庫30周年の祝祭、あるいは惨劇 – 『潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー』【読書日記】
ホラー小説を読んでいると、怖さにも時代があるということを実感する。 近年は超がつくほどのモキュメンタリーホラーブームだし、幽霊屋敷の怪談が流行る時代もあれば、都市伝説やネット怪談が主役になる時代もある。 そんな視点で見ると、角川ホラー文庫3... -
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2026年2月に読んで特に面白かった本23冊 – 飴村行『粘膜大戦』ほか
2026年2月に読んだ本の中から、特にこれは面白い!と思った23冊の記録である。 ・2025年11月に読んで特に面白かった本16冊 – 小川哲『火星の女王』ほか ・2025年10月に読んで特に面白かった本15冊 – 『本好きに捧げる英国ミステリ傑作選』ほか ・2025年9月... -
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異常性の極み。飴村行『粘膜シリーズ』を語ったりする【読む順番】
飴村行『粘膜シリーズ』の読む順番 『粘膜人間』(2008年) ──シリーズの原点。戦時下×河童=粘膜世界の基礎設定が提示される。 『粘膜蜥蜴』(2009年) ──ヘルビノ(爬虫人)登場。粘膜世界の地政学が一気に拡張される。 『粘膜兄弟』(2010年) ──田... -
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雨宮酔『夢詣』- 読んだその夜から、あなたも順番待ち
ホラー小説には、大きく分けて二種類あると思う。 一つは、どこか遠くの不気味な世界で起きる超常的な恐怖を描くもの。 もう一つは、もっと身近な日常にひたひたと侵食してくるタイプのやつ。 雨宮酔『夢詣』は、まさにその後者、しかもその中でも一線を画... -
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そこに「いる」と言った瞬間、怪異は始まってしまう- 京極夏彦『猿』【読書日記】
京極夏彦(きょうごく なつひこ)。 もはや作家というよりジャンルと化したこの名前を、いまさら紹介する必要もないかもしれない。 とはいえ、1994年の『姑獲鳥の夏』でデビューして以来、〈百鬼夜行〉シリーズや〈巷説百物語〉シリーズを筆頭に、日本文学... -
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入ってはいけない部屋に入ってしまった -『奥の部屋:ロバート・エイクマン短篇集』
ホラーでもない。怪談でもない。 けれど、読んでいると確かに怖い。 ジャンルの枠にきっちり収まる作品もいいけれど、たまにはその枠ごと吹き飛ばしてくるやつに出会いたくなる。 そんなとき脳が勝手に反応してしまうのが、20世紀イギリスの最も分類不能な... -
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星新一でも乱歩でもない、阿刀田高の短編という選択肢 -『青い罠 阿刀田高傑作短編集』
ミステリ好きが短編を語るとき、絶対に避けて通れない名前のひとつ。 阿刀田高(あとうだ たかし)。 ショートショートの星新一、異形の江戸川乱歩とはまた違った角度から、都市的で不安定なユーモアと毒を効かせてくる、いわば「文芸ブラックジョークの職... -
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アーサー・マッケン 『恐怖』- 推理でもホラーでも終わらない戦慄の文学を、今あらためて【エッセイ】
アーサー・マッケン。 名前を聞いてピンとくる人はそれなりに怪奇文学が好きなタイプだと思う。 彼の作品は、H・P・ラヴクラフトやスティーヴン・キングにも多大な影響を与えたと言われている。 でも、ラヴクラフトやキングほど広く名が知られているわけで...
