新着記事
-
国内ミステリー小説
梨 『その怪文書を読みましたか』- 街角の不気味な張り紙に秘められた真意とは
電柱や民家の塀、バス停、掲示板など、怪文書は町のあちこちに貼られている。 内容は、警告文だったり、誹謗中傷だったり、宗教の勧誘だったりと様々で、意味が通じるものもあれば、文脈があやふやなものもある。 しかし一見意味不明の文書に見えても、も... -
ライトノベル
駄犬『誰が勇者を殺したか』- 死の真相を巡って繰り広げられる、執念と絆の群像劇
「僕は必ず魔王を倒します」 王女アレクシアに誓った勇者アレスは、約束通り魔王を討伐し、そのまま帰らぬ人となった。 4年後、亡き勇者の偉業を文献として残すことが決まった。 さっそく王女は、勇者の仲間だった剣聖レオン、聖女マリア、賢者ソロンにイ... -
国内ミステリー小説
烏丸尚奇『呪いと殺しは飯のタネ』- 創業者一家に隠された恐ろしい秘密とは
オリジナル作品を書けない作家・烏丸尚奇は、生活のために伝記を執筆するという退屈な日々を過ごしていた。 ある日、大企業の創始者である深山波平の伝記を書く依頼が来た。 報酬が破格の高さであり、しかも「刺激を約束する」という興味深いメッセージが... -
国内ミステリー小説
南海遊『永劫館超連続殺人事件』- 繰り返される悲劇を止めるため、魔女と幾度も死に戻る
山奥に佇む永劫館。 没落貴族ブラッドベリ家の長男であるヒースクリフは、3年ぶりにこの館に戻って来た。 ところが嵐による土砂崩れで、町と永劫館とを繋ぐ道が塞がれてしまう。 館に取り残されるヒースクリフと最愛の妹コーデリア、牧師や使用人たち、そ... -
国内ミステリー小説
紺野天龍『迷宮館の殺人』- あのソードアート・オンラインが本格ミステリーに!命がけの犯人探しが始まる
高校生の円堂は、幼馴染で生徒会長の雫と一緒に、VRゲーム「アルヴヘイム・オンライン」(通称ALO)をプレイしていた。 ミステリーマニアの雫はALO内で探偵事務所を開いており、円堂は助手としてサポート。 ある日二人は、謎の紙束を手に入れる。 それは、... -
国内ミステリー小説
敷島シキ『解剖探偵』- 死体は嘘をつかない!真相を解剖で暴き出す法医学ミステリー
新人刑事の祝依 然(いわい ぜん)は、先輩刑事の相田と共に、中年男性の死亡現場に来ていた。 遺体の首には縄がかけられており、縄はスチールラックに結ばれている。 一見して首吊り自殺であり、相田もそう判断したが、祝依にはこれが決して自殺ではなく... -
国内ミステリー小説
米澤穂信『冬期限定ボンボンショコラ事件』-シリーズ最大の事件を描く、四部作掉尾を飾る冬の巻
小鳩と小佐内は、平穏無事な日々を過ごすために小市民を目指している高校3年生。 大学受験を控えた12月のある日、小鳩が轢き逃げに遭う。 小鳩は迫ってくる車から小佐内を体当たりで逃がし、自分が轢かれてしまったのだ。 脳震盪に全身打撲、右足の骨折に... -
海外ミステリー小説
アビール・ムカジー『阿片窟の死』- 暴動寸前のカルカッタで繰り返される猟奇的殺人事件
1921年12月、英国支配下にあるカルカッタで連続殺人事件が発生した。 まず最初に中国人風の男が、両目を抉られ、腹を刺されて死んだ。 次にインド人の看護婦が、同じように両目玉を抉られ、胸の二ヶ所を刺されて死亡。 さらにイギリス人の科学者が死亡。や... -
海外ミステリー小説
アビール・ムカジー『マハラジャの葬列』- 訪問中の王太子が暗殺!?藩王国に潜む陰謀とは
帝国警察のウィンダム警部とバネルジー部長刑事は、カルカッタ訪問中の藩王国王太子の一団に同行していた。 バネルジーは王太子の同窓生であり、あだ名で呼び合う親しい間柄だったのだ。 その道中で、二人は王太子から私的に相談を受ける。 王太子がカルカ... -
海外ミステリー小説
アビール・ムカジー『カルカッタの殺人』- その殺人は政治絡みか、それとも暴動の前触れか
1919年、大英帝国の統治下にあるインドのカルカッタで、白人の高級官僚が何者かに殺害された。 しかも喉を掻き切られ、片目をえぐられ、手足を折られ、指を切り取られ、さらに口に血まみれのメモを詰め込まれるという凄惨な殺され方だった。 メモにはベン...
